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デヴィッド・ボウイが出演した1983年公開の映画『戦場のメリークリスマス』の坂本龍一によるサウンドトラックが今年再発されることが明らかになっている。

本作で英国アカデミー賞の最優秀映画音楽賞を受賞している坂本龍一はデヴィッド・ボウイと共にこの映画に出演している。

デヴィッド・ボウイは映画内で、第二次世界大戦時に日本軍俘虜収容所で俘虜となった英国人の陸軍少佐、ジャック・セリアスを演じている。彼は日本兵の一人である坂本龍一演じる陸軍大尉ヨノイと親密な関係を築いていくことになる。

サウンドトラックの再発は、ミラン・レコーズによるデンマーク出身の映画監督、ニコラス・ウィンディング・レフン監修のシリーズの最新ラインナップとして10月21日にリリースされる。映画『ドライヴ』などで知られるニコラス・ウィンディング・レフンは、イタリアのレーベルと組んで、過小評価されている映画のサウンドトラックの再発を行っている。

今年、『ファクト』誌のインタヴューで坂本龍一は、デヴィッド・ボウイと撮影で過ごした期間について振り返っている。

「素晴らしい経験でした。彼は非常にいい人で、とても率直な人でした」と彼は語っている。

坂本龍一はサウンドトラックでデヴィッド・ボウイとのコラボレーションを依頼することについて検討していたことを明かしている。

「当時、一緒にやることをデヴィッドに持ちかけるのは躊躇したところがあったのです。彼は演技に集中しているように見えましたからね」

先週、デヴィッド・ボウイの遺作となった『★(ブラックスター)』は今年のマーキュリー・ミュージック・プライズの最終候補作となったことが明らかになっている。

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