ザ・ローリング・ストーンズのギタリストであるキース・リチャーズは、マリファナをたしなむのが好きだと語る一方で、マリファナの完全な合法化が前向きな進展と言えるかは、定かではないと考えていることを明かした。
71歳のキース・リチャーズは先日『MOJO』誌の取材に対し「この歳まで生きるとは思っていなかった」と語り、また高齢にもかかわらず、今も「マリファナを常用している」と明かしている。
キース・リチャーズは「早朝にマリファナを一服するのが好きでね、マリファナはカリフォルニア産に限るよな」と明かしている。9月に23年ぶりのソロ・アルバム『クロスアイド・ハート』をリリースするキース・リチャーズだが、一方で「(マリファナの合法化について)長期的に見て正しいことなのかは分からない」とも話している。
マリファナに関するコメントは、キース・リチャーズだけでなく、数ヵ月前にはポール・マッカートニーが「ずいぶん昔に大麻はやめている」と告白していた。ポール・マッカートニーは、やめた理由を「子供たちや孫たちに(悪い)手本を示したくなかったから」だと説明している。
キース・リチャーズの最新ソロ・シングル“Trouble”は、先日オンラインで公開されている。“Trouble”は23年ぶりとなるソロ・アルバム『クロスアイド・ハート』に収録される。15曲を収録する同アルバムは9月18日にリリース予定で、1988年の『トーク・イズ・チープ』、1992年の『メイン・オフェンダー』に続く3枚目のソロ・アルバムとなる。
アルバムは昨年12月に亡くなったザ・ローリング・ストーンズのサックス奏者、ボビー・キーズの演奏もフィーチャーしているという。プレス・リリースにはアルバムは「レゲエ、ロック、カントリー、そしてブルース」から影響を受けたと記されている。
本作についてキース・リチャーズは次のように語っている。「もう一度(ドラマーの)スティーヴ・ジョーダンや(ギタリストの)ワディ・ワクテルと一緒にやって、新しいレコードを作るのは楽しかったよ。何ができ上がるのか、まったく見当もつかないままスタジオに入るのは、本当に興奮したんだ」
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