プリンスの不動産管理者はペイズリー・パークを売却するという計画を否定している。
先日、プリンスの不動産については売却の許可を求める申し立てが裁判所に提出されたが、それを受けてこの噂を否定している。
裁判所に提出された書類では、売却し得る不動産の一つとしてペイズリー・パークがリストアップされていた。
現地時間8月6日、ブレマー信託はそうした計画を訂正する声明を発表している。「プリンス・ロジャーズ・ネルソンの不動産に関する特別な管理者であるブレマー信託は、ペイズリー・パークや“パープル・レイン”ハウスと呼ばれている不動産について売却を計画してはおりません」
「ザ・ハリウッド・レポーター」によれば、ブレマー信託はプリンスが所有している20の不動産について売却の許可を求める書類を提出しており、その総額について2800万ドル(約28億5千万円)と試算されている。
ミネソタ州チャンハッセンにあるペイズリー・パークはレコーディング・スタジオ、コンサート会場、地下格納庫といった施設を擁している。
プリンスが亡くなった後、同施設についてはミュージアムにする計画が報じられている。
プリンスの妹のタイカの夫であるモーリス・フィリップスは『ザ・サン』紙に次のように語っている。「ファンのためのものになるだろうね。彼は何でもファンのことを考えてたんだ。ミュージアムは彼の遺産となった彼の音楽を思い出すためのものになるだろうね。プリンスはいつだってプライベートを守る人だったけど、彼の音楽については覚えておいてほしいと思うはずだよ」
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