ANDY FORD/NME

Photo: ANDY FORD/NME

パール・ジャムが最新ライヴでエアロスミスの“Draw The Line”をカヴァーしている。

現地時間8月5日にボストンにある野球場のフェンウェイ・パークで公演を行ったパール・ジャムはそのなかでエアロスミスの1977年発表のヒット曲を演奏したという。

これは、先月7月10日にコニー・アイランドのコニー・アイランド・アンフィシアターでハリウッド・ヴァンパイアーズのライヴの最中にジョー・ペリーが倒れたことを受けて演奏されたもので、フロントマンのエディー・ヴェダーは「これはジョー・ペリーに捧げたいんだ。僕らはあなたを案じているんだよ」と観客に語っている。

“Draw The Line”のカヴァー映像はこちらから。

パール・ジャムは今年1月にミシガン州フリント市の水道汚染問題を受けて、フリント市民救済の基金に125000ドル(約1500万円)を寄付している。

フリント市は2014年に緊縮財政のためにデトロイト市の水道施設から自身の水道施設に変更して以降、水道水に高濃度の鉛が含まれていることが明らかになっている。住民は汚染水のために嘔吐や痙攣、発疹や抜け毛を訴えていた。

パール・ジャムはバンドによる125000ドルに加え、「バンドの友人や妻といった親しいグループ」によって175000ドル(約2000万円)を寄付している。これらの寄付者には、ライヴ・ネイション、リパブリック・レコーズ、グレイサー・プログレス・ファンデーション、チケットマスター、ユニバーサル・ミュージック・パブリッシング、ウィリアム・モリス・エンデヴァー・エンタテインメントも含まれているという。

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