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ディリンジャー・エスケイプ・プランが解散を発表している。

1997年に結成され、マスコアのジャンルの草分けを担ってきたニューヨーク出身の5人組は、これまでに5作のアルバムをリリースしている。通算6作目のアルバムとなる『ディソシエーション』はアメリカで10月14日に発売予定となっており、これが彼らの最後のアルバムとなるという。

ギタリストのベン・ワインマンが、音楽情報サイト「ノイジー」に明かしたところによると、「実際のところ、バンドはこれまでで一番精力的で、今までになく有望かつ人気も得ている」と認めているものの、彼らは今こそ終わりにする時だと感じているという。

「歳を取り過ぎたり、人々に飽きられたり、活動を止めざるを得ない状況になるまで続けてから解散をするのは嫌だってことさ」とベン・ワインマンは語っている。「そんな状況がいつ訪れるかなんて誰にも分からないだろ。それよりかは、難しい決断でも自分で下すほうがよっぽどいい……20年間バンドが常に活動し続けてきたことをすごく誇りに思うよ。面白い人生だろ?」

バンドの解散プランについて訊かれると、ベン・ワインマンは『ディソシエーション』のための来たるツアーを終えた翌日に解散する予定だと明かしている。

「このアルバムのためにツアーを回る予定で、それでおしまいなんだ。でも、ツアーの予定は盛りだくさんだよ。秋に予定されている全米ツアーもあるし、それから冬にはヨーロッパで巨大なツアーの予定ある。他にもオーストラリアや行くべき場所があればどこへでも演奏するために向かうことになるよ。そうして戻ってきて、夏フェスに参加してから、その時にどのステージを最後にするか決めることになると思うよ」

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