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レッド・ホット・チリ・ペッパーズのベーシストであるフリーがダラスでの銃撃事件を受けて「全米ライフル協会の方がムスリムのテロリストよりも脅威だ」と語っている。

ダラスでは、アルトン・スターリングとフィランド・キャスティルという二人の黒人がダラスとミネソタで警官によって射殺された事件を受けて、「ブラック・ライヴズ・マター」の抗議デモが行われたが、その際、5人の警官が射殺される事件が起きている。

「間違いなく、ムスリムのテロリストよりも全米ライフル協会の方が恐ろしく感じるよ」とフリーは「ホット・プレス」のインタヴューで語っている。

「あれはあまりにも悲しくて、理解しがたいことだったよね。誰かがあんなことをする時っていうのは、正気を失ってしまって、愛とか、俺らはみんな一つだっていう繋がりからものすごく遠ざかってしまってたんだと俺は思う。すべての宗教、すべての人々、すべての人種、すべての民族、俺らはみんな一つなんだからさ。みんなもそれを知ってるということを理解して、もし車に貼ってあるヒッピーのバンパー・ステッカーとかを見て、でも、それを理解していないんだったら、その時は本当に病気だよ。わかるだろ?」

「そういう心境というのは病気で、それは人間がごくたまに少し心に抱いてしまうもので、ある時には人を殺したいと思うほどに強く抱いてしまうものなんだ。このことを思うと、大きな悲しみの感覚で心がいっぱいになるよ。何て言えばいいんだろうな。俺らにできることは正しい決断を下して、世界中に愛を創造する努力をすることだよ。それだけ。俺のやりたいことはそれだけなんだ。」

フリーは先日、俳優のクリント・イーストウッドが今の若者を「臆病な世代」と称して、ドナルド・トランプを擁護したことを受けて痛烈に批判し、同様に人種差別を乗り越えていくことを訴えている。

バーニー・サンダース民主党大統領候補の支持を公言していたフリーは、ドナルド・トランプを「リアリティー・ショウのマヌケな道化師」と呼び批判していた。

クリント・イーストウッドは『エスクァイア』誌のインタビューで、「トランプは分かってるんだよ。だって、みんな政治的に正しいことに疲れてきてるはずなんだ。どこを見たってへいこらしてる奴らばかりで、きっと今はそんな“ご機嫌取り”時代なのさ。誰もが慎重になってる。人種差別的だとか言われたりして、いろいろと責められている人も観てきた。俺が若かった頃なんて、そんなもの人種差別的でもなんでもなかった。」と語っていた。

フリーはこれに対して「おい、クリント・イーストウッド、俺も臆病者(pussy)のうちの一人として数えてくれ。俺たちはみんな人種差別を乗り越えていくことを熱望しているんだ」とツイートしている。

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