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ダイナソーJr.のルー・バーロウは、バンドメイトのJ・マスシスとほとんど喋ることがないことを認めている。

二人の関係は1989年にJ・マスシスがルー・バーロウに脱退を求めた時から緊張関係が続いている。その関係は、2005年に再結成して以降、落ち着いており、その2年後には1988年以来となるJ・マスシスとルー・バーロウによるダイナソーJr.のアルバムがリリースされている。

しかし、現在も一緒にアルバムを制作しているにもかかわらず、その関係は冷えきったものだという。

「バンドキャンプ・デイリー」のインタヴューでルー・バーロウはJ・マスシスと「会話をしない」ことを明かしている。

「Jは僕を笑わせてくれるんだ。彼は非常に乾いた、すごく痛烈なユーモアのセンスがあるからね。でも、僕らは会話はしないんだ」

「概して僕には友人がいないんだよ。一度もね。大学にも行かなかったし、高校にも友人はいなかった。すごく内向きの生活を送ってるんだ。僕の家族が僕の人生の中心なんだ。文字通り、僕がやっていることは曲を書くか、演奏をしているかしかなくて、あとは家族との生活に没頭してるんだ。『よし、今夜は繰り出して、みんなとつるもうぜ』なんて言おうとは思わないんだよ。音楽が僕とJ、もしくは男性の友人の90%との接点なんだ」

3人目の結成メンバーであるドラマーのエメット・“マーフ”・マーフィーは時折、仲介役にならなければならないと語っている。

「面白いんだけどね。というのも、Jとルーはほとんど会話しないからね。ごくまれにEメールのやりとりはあるんだけどね。一緒に練習しようという時なんかは、僕がいつも間に入るんだ。Jが僕に携帯で『ルーはこれをやるか、確かめてくれない?』ってメールを送ってきてね。彼はルーにほとんどメールしないんだよ。僕はそれをやるのは嬉しいんだけどね。基本的にそれが僕の役割だと受け入れてるからさ。でも、面白いよね。僕が間に入る時って、すごく深刻っぽい感じだからさ。振り返ってみると、『これって全部『スパイナル・タップ』の感じだよな』って思うんだ」

ダイナソーJr.は本日8月5日に『ギヴ・ア・グリンプス・ オブ・ホワット・ヤー・ノット』をリリースしている。

アルバムのダウンロードはこちらから。

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