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フー・ファイターズのデイヴ・グロールは、骨折した足のリハビリのため、独自の回復法を実践していることを明かしている。

デイヴ・グロールは、6月に行ったスウェーデンでのパフォーマンスで骨折し、それが原因で残りのヨーロッパツアーとヘッドライナーを務める予定だったグラストンベリー・フェスティバルの出演のキャンセルを余儀なくされた。

『Q』誌に語ったところによると、足の治療は「順調」ではあるものの、その回復は「ゆっくりしている」ようだ。

「ちょっと面白いんだけど、ドラムを演奏し始めたら、ドラムのペダルを無茶苦茶踏み鳴らすから、右のふくらはぎの筋肉が左足の2倍くらいにパンパンに膨れ上がっちゃったんだ」

「俺のふくらはぎは、今はかわいそうな鶏手羽肉みたいになっちまったから、最近自分自身で編み出したリハビリ法を行っている。レッド・ツェッペリンの曲に合わせて1日3回エア・ドラムをするっていう方法さ。スポーツドクター、メモっとけよ」

また、デイヴ・グロールはグラストンベリーでフー・ファイターズの代役としてヘッドライナーを務めたフローレンス・アンド・ザ・マシーンのフローレンス・ウェルチから医学的なアドバイスをもらっていたことも明かしている。彼女も4月に行われたコーチェラ・フェスティバルでの演奏中に足を骨折している。

さらに、彼はグラストンベリーでフローレンス・ウェルチがフー・ファイターズの “Times Like These”をカヴァーしたことを知って大泣きしたと明かしている。

「公演の後で誰かがその映像のリンクを送ってくれたんだが、それを観て俺は赤子のように泣いてしまったんだ。すごく感動したんだよね。この恩は一生忘れないよ。本当に、言葉では言い表せないよね」と『Q』誌に語っている。

フー・ファイターズは、キャンセル分の代替公演を行うため今年後半にイギリスに戻ってくる予定となっている。

バンドはイギー・ポップをサポートに迎えて9月5日・6日の2日間にわたってミルトン・キーンズ・ボウルでライヴを行うことを発表している。

また、エジンバラのマレイフィールド・スタジアムでもロイヤル・ブラッドをオープニング・アクトに迎えて9月8日に公演が行われる予定となっている。

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