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レナード・コーエンが先週亡くなった”So Long Marianne”のモデルとなった女性、マリアンヌ・イーレンについて追悼の意を表明している。

レナード・コーエンはフェイスブックに、ジャン・クリスティアン・モレスタッドからの手紙をマリアンヌ・イーレンへの追悼として掲載することを依頼したと綴っている。ジャン・クリスティアン・モレスタッドは現在、マリアンヌ・イーレンの伝記映画を完成させようとしている。

ジャン・クリスティアン・モレスタッドの手紙は「マリアンヌは昨日の晩、この人生を出てゆっくりと眠りにつきました。親しい友人に見守られながら、それはもう安らかなものでした」という書き出しから始まっている。「あなたからの手紙が来た時は、彼女はまだはっきりと意識があって、話したり、笑ったりすることができました。わたしたちで声に出して手紙を読んであげると、彼女は彼女にしかできない笑顔を見せてくれたのです。あなたがすぐ側にいるよ、手が届くぐらい充分近くにねと書いたところでは、彼女は手を挙げていました」

手紙は次のように続いている。「あなたからの手紙は彼女の心に深い平穏を与えることになりました。そして、彼女のこれからの旅立ちに対してあなたからの祝福は大きな力を与えることになったのです。わたしと彼女の友人たちは、あなたからのメッセージが彼女にとってどんな意味があるのかを見て、あなたがすぐに返事をくれたことやその愛や思いやりに対して深く感謝することになるでしょう」

手紙は次のように締めくくられている。「彼女が亡くなる直前に、わたしは彼女の手を握って”Bird on a Wire”の鼻歌を歌ってあげました。その間、彼女はとてもそっと息をしてました。彼女の魂が新しい冒険のために窓の外に飛んでいった後で、部屋を離れる時に私たちは彼女の頭にキスをして、あなたによる永遠の言葉『さよなら、マリアンヌ(So long, Marianne)』と囁いたのです」

https://www.facebook.com/leonardcohen/posts/10154425906529644

『ソー・ロング・マリアンヌ – ア・ラヴ・ストーリー』の著者であるカリ・ヘシャマーと『アイム・ユア・マン:ザ・ライフ・オブ・レナード・コーエン』の著者であるシルヴィー・シモンズからの追悼文もフェイスブックには掲載されている。

シルヴィー・シモンズは「マリアンヌは、自身もそうであったように、女性が芸術の女神、もしくは妻として引き上げられた時代を生きました。彼女は創造力が豊かな男性を愛し、彼女自身も創造力に富んでいました。彼女の人生は決してそう楽なものではありませんでしたが、彼女の寛容さや優しさを貶めるようなものは何もなかったのです。実に美しい魂だと思います」というコメントを寄せている。

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