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ケシャは、新曲のリリースに合わせてニューヨークで法的手続きを進めている。

ケシャは長年のプロデューサーであるドクター・ルークが彼女をレイプして性的虐待を行ったとして、カリフォルニアで訴訟を起こしていたが、その裁判を取り下げている。

2014年10月、ケシャはカリフォルニアにてプロデューサー兼レーベルのオーナーで、本名をルーカス・ゴットワルドと言うドクター・ルークに対して「精神的操縦と、感情的な悪態と、性的虐待」で訴訟を起こしていた。ドクター・ルークはニューヨークの裁判所に名誉毀損でケシャを逆告訴している。

カリフォルニアの訴訟は6月から中断されており、ケシャはニューヨークでの裁判に集中するため、訴えは取り下げられたことが確認されている。

ケシャの弁護士であるダニエル・ペトロセリは米『ローリング・ストーン』誌にこう語っている。「ケシャは他の権利に影響を及ぼすことなくカリフォルニアの訴訟を取り下げましたが、ニューヨークの法廷で控訴と他の法的主張を続けていきます。ケシャは仕事に戻ることに集中しており、レーベルに28曲もの新曲を渡しています。我々は次のアルバムとシングルをできるだけ早くリリースしたいというケシャの強い希望をソニーとレーベルに伝えました」

ケシャ自身はこの件を受けてインスタグラムで投稿を行っており、キャプションにこう綴っている。「私の闘いはまだ続いていくわ。新曲を発表しなくちゃならないの。言いたいことがいっぱいあるのよ。この法廷争いは私のかつての自由な精神にとっても重くのしかかってる。またいつか幸せだと感じることができるよう祈ることしかできないわ。ニューヨークで自分の権利のために闘い続けるわ。みんな、応援してくれてありがとう。ファンのみんなからの応援はとっても感動的で、すごく感謝しているわ。みんななしでは、どうしていいかわからなかった」

インスタグラムの投稿はこちらから。

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My fight continues. I need to get my music out. I have so much to say. This lawsuit is so heavy on my once free spirit, and I can only pray to one day feel that happiness again. I am continuing to fight for my rights in New York. Thank you for all your support. The support of my fans has been so beautiful and I'm so grateful for it. I'm Not sure where I would be without you all.

Keshaさん(@iiswhoiis)が投稿した写真 –

ドクター・ルークの弁護士であるクリスティーン・レペラは、声明文の中で、この進展について次のように語っている。「もしケシャがカリフォルニアの裁判で訴訟を自発的に取り下げるなら、それは彼女が訴訟に勝つ見込みがないからです。今年初めに、彼女はニューヨークでドクター・ルークに対して利点もない反訴訟を起こして敗訴しています。最近、カリフォルニアの法廷はドクター・ルークと他の被告たちを招集し、その訴訟でケシャの申し立てを取り下げようと動いています。ケシャはドクター・ルークに対して虚偽で利点のない申し立てをどの法廷にも訴えるべきではありませんでした。ドクター・ルークのケシャに対する名誉毀損とその他の申し立ては今なお継続しています」

ケシャは先日次のツアーを行うことを発表しており、その内容について「みだらなロック&ロール・カントリー・ミュージック」と表現している。

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