ジェームズ・ボンド・シリーズの最新作『007 スペクター』の主題歌をレコーディングしたのは誰かというブックメーカーの賭けで、レディオヘッドに15000ポンド(約290万円)の賭け金が投じられ、現在一時サービスが停止されている。
現在、ブックメーカーであるウィリアム・ヒルではレディオヘッドが一番人気となっており、このポンドにして5桁のギャンブルはミドルセックス在住の匿名のユーザーによるものだという。
レディオヘッドはエリー・ゴールディングを抑えて一番人気となったが、その日の朝、エリー・ゴールディングはアビイ・ロード・スタジオから出てくる写真を公開しており、アビイ・ロード・スタジオではこれまでシリーズの主題歌のレコーディングが行われてきている。ただし、エリー・ゴールディングの広報担当者はこれまで新作のレコーディングを行っていると話してきている。
レディオヘッドの広報担当者は、今回の件についてのコメントをすぐに『NME』に返してきてはいない。
「元々の一番人気はエリー・ゴールディングでした。賭け人たちはまるで、もう彼女がライヴまでやったかのように彼女を支持していました。けれど、15000ポンドを賭ける一人のユーザーを含む大量の賭け金が、賭け率10倍だったレディオヘッドに投じられたことで、サービスを停止しなければならないと考えたのです」とブックメーカーのウィリアム・ヒルの広報担当者、ルパート・アダムスは話している。
「あらゆる類の噂があるようで、これまでのジェームズ・ボンド作品よりも紆余曲折がありました。しかし、まさか勘頼りで15000ポンドをかける人はいませんでした」
一方、監督を務めるサム・メンデスは、主題歌が既に書き上げられていることを明かしており、担当アーティストはまもなく発表されているとしている。
BBCニュースに対して語ったサム・メンデスは、映画公開日よりも先に楽曲が公開されることを認めている。
「僕が言えるのは主題歌はレコーディングが行われていて、素晴らしくて、興奮しているってことだね」とサム・メンデスは語っている。「そんなに待たなくて済むと思うよ」
ジェームズ・ボンド・シリーズ最新作『007 スペクター』は、ダニエル・クレイグ主演作としては4作目となっており、他の出演者としては、M役にレイフ・ファインズ、Q役にベン・ウィショー、ミス・マネーペニー役にナオミ・ハリス、M16の主任・ビル・ターナー役にロリー・キニアが確定している。
通算24作目となるジェームズ・ボンド・シリーズ最新作『007 スペクター』は、イギリスとアイルランドで10月26日の夜に公開され、同時にロンドン中心部でワールド・プレミアが開催される。順次世界公開される予定で、アメリカは11月6日、日本は12月4日公開となっている。
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