ブルー・オイスター・カルトやザ・クラッシュのプロデューサーで、レーベルの社長やマネージャーも務めたサンディ・パールマンが亡くなった。享年72歳だった。
彼の友人であるロバート・ダンカンによるフェイスブックの投稿によれば、ザ・クラッシュのアルバム『動乱(獣を野に放て)』やブルー・オイスター・カルトの“(Don’t Fear) The Reaper”のプロデューサーとして知られるサンディ・パールマンは、現地時間7月26日の12時30分に安らかに亡くなったという。
サンディ・パールマンは2015年12月に脳出血に見舞われており、友人のロバート・ダンカンは治療費を募るページをゴーファンドミーに立ち上げていた。ロバート・ダンカンは、サンディ・パールマンが「ヘヴィ・メタル」という用語を最初に用い始めたロック批評家の一人だとしており、「作詞家、プロデューサー、ソングライター、マネージャー、レーベル・オーナー、アメリカ議会図書館の保存委員会メンバー、音楽と哲学におけるマギル大学とトロント大学の教授」を務めていたと記している。
ブラック・サバスやニュー・ウェイヴ・バンドのロメオ・ヴォイドのマネージャーを行いながら、サンディ・パールマンはオンライン音楽サービス「E-music.com」の副社長も務めていた。このサイトは1998年にMP3を販売した最初のサイトの一つで、「Moodlogic.com」という最初の音楽レコメンド・サイトも運営していた。
“(Don’t Fear) The Reaper”は2000年に「サタデー・ナイト・ライヴ」のコント「More Cowbell」でパロディにされたことでも知られ、サンディ・パールマンの役はクリストファー・ウォーケンが演じていた。これについてサンディ・パールマンは「リアリティ・チェックTV」に次のように語っている。「観たよ。俺は本当はあんなにカウベルが好きなわけじゃないんだけどね。実際、そんなに音量が大きいわけでもないしさ。コンプレッサーで大きくされてるんだよ。カウベルの音量を落とす必要があるね」
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