デヴィッド・ボウイの手掛けた最後のアート・プロジェクトの一つである舞台「ラザルス」のイギリス公演が予定されている。
この舞台は、昨年ニューヨークで上演され、アルコール中毒の宇宙人トーマス・ニュートン役をデヴィッド・ボウイが演じた1976年の映画『地球に落ちて来た男』がベースとなっている。
アイルランド出身の劇作家エンダ・ウォルシュとの共作であり、ベルギー人の演出家のイヴォ・ヴァン・ホーヴェが演出を務めるこの舞台は、「デクスター 〜警察官は殺人鬼」や「シックス・フィート・アンダー」でおなじみのマイケル・C・ホールが主役を演じている。
イギリス公演は2016年10月25日から2017年1月21日までロンドンのキングス・クロス・シアターで上演されるという。チケット代は15ポンド(約2000円)~95ポンド(約13000円)となっている。
マイケル・C・ホール、マイケル・エスパーやソフィア・アン・カルーソは引き続き同じ役を演じ、今後すべてのキャストが発表されるという。
2000年、デヴィッド・ボウイはBBCのジャーナリストであるジェレミー・パックスマンに対して、ミュージカルや演劇の脚本を手掛けたいと語っている。「若かった頃、俺はブロードウェイやウエスト・エンドのミュージカルを手掛けることを頭に描いていたんだ。そして、舞台では俺の曲を使うのさ」
デヴィッド・ボウイは「18ヶ月に及ぶ勇敢なガンとの闘い」の末、今年1月に亡くなっている。
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