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ニルヴァーナのフロントマンであるカート・コバーンの死に元妻のコートニー・ラヴが関与していると思うか、というファンの質問に対して、スマッシング・パンプキンズのビリー・コーガンが不機嫌になる一幕があった。

1994年4月に亡くなったカート・コバーンの死因については、ショットガンで自ら頭を撃った自殺によるものであると警察から正式に発表されている。にもかかわらず死の真相については今も憶測が飛び交っている。

カート・コバーンの死後、ビリー・コーガンはコートニー・ラヴと交際していたとの噂が流れていたため、最近コロラド州のモリソンで行われたQ&Aセッションで、カート・コバーンの死は陰謀による殺害ではないかとの質問を受けることになった。

このイベントの最中に、あるファンがコートニー・ラヴがカート・コバーンを殺害したと思うかと質問し、周囲の笑いを誘ったという。

この質問に対して、ビリー・コーガンは「ここで君は合法的にそんなことを訊いているの? それが僕と何の関係があるって言うんだよ?」と答え、質問への回答を拒否したという。

その時の様子はこちらから

カート・コバーンの死をめぐる陰謀説を描いた新作映画『ソークド・イン・ブリーチ』は、2015年夏にイギリスで公開が予定されている。

1988年のドキュメンタリー『カート&コートニー』は、カート・コバーンの死は妻・コートニー・ラヴによって仕組まれたものだと非難する内容であるが、今回の新たな「ドキュメンタリー・ドラマ」も同じ主題を扱っている。

タイトルの『ソークド・イン・ブリーチ』は、ニルヴァーナの曲“Come As You Are”の歌詞にちなんだもので、ベンジャミン・スタットラーが監督を務めるこの作品はDVDのリリースと一部の映画館での上映が予定されている。

作品で主役のカート・コバーンを演じるのはタイラー・ブライアン、コートニー・ラヴにサラ・スコット、そして1994年カート・コバーンの死の直前にコートニー・ラヴから夫の捜索を依頼されたとされる私立探偵トム・グランドをダニエル・ローバック(「ロスト」のアルツト博士役)が演じる。

『ソークド・イン・ブリーチ』はフィクション化した再現映像に、グラントや弁護士のローズマリー・キャロルやその他の実際のインタヴューがところどころに差し込まれる構成となっている。

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