スヌープ・ドッグとザ・ゲームは7月17日にロサンゼルスのストリートで、抗争関係にあるギャングメンバーの集団、ブラッズとクリップスのメンバーを率いる形で和平集会を行っている。
この二人のラッパーは「タイム・トゥ・ユナイト:ユナイテッド・フーズ+ギャング・ネイション」と名づけた集会を提起し、今月初めにアフリカ系アメリカ人のアルトン・スターリングとフィランド・カスティールがそれぞれ警察官に射殺されたことを受けて、社会的正義に対する非難の先頭に立っている。
両者はまた、ダラスで行われた「ブラック・ライヴズ・マター」の興銀運で5人の警察官が射殺されたことを受けて、他の活動家たちに対して平和的対応を取るよう呼びかけている。
スヌープ・ドッグとザ・ゲームはロサンゼルスの悪評高い二大ギャングのメンバーにこの平和集会には武器を持参したり、暴力沙汰を起こさないよう呼びかけていた。この集会にはロサンゼルス市長のエリック・ガルセッティや宗教団体「ネイション・オブ・イスラム」のリーダー、ルイス・ファラカンも参加している。
この集会を受けて、ザ・ゲームはブラッズとクリップスの「銃撃休戦合意」をインスタグラムに投稿し、このように述べている。「俺たちそれぞれが他の人間に変化を求める前に自分たちから率先して変わっていかなければいけない……。俺は自分自身に責任を持つし、手を取り合うためにどんな場所のどんな人にも手を差し出す……。俺は黒人兄弟みんなを愛してるし、お前たち仲間に生きてほしいんだ……。もし同じように感じるなら連絡してくれ。そして、他の人に手を差し出してくれ。一人ずつ、俺たちの未来を変えようぜ!!!!! 俺が最初にサインしたんだ……。願いさえすれば命を救う機会はお前らのものなんだ……俺らの子供たちの未来は危機的状況にあるんだよ」
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スヌープ・ドッグとゲームによる社会的正義に向けた運動は、この和平集会が初めてではなく、7月8日にはロサンゼルス警察本部に向けた抗議デモも行っている。インスタグラムでザ・ゲームはこの抗議デモの目的について「今日から俺たちはマイノリティとして一つになり、もうこれ以上俺たちを狩ることはさせないし、俺たちもそうしない!!!とカリフォルニア州政府とその法的機関に認識させるためのものだ」と述べている。
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