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テイラー・スウィフトの“Bad Blood”や“Blank Space”、“Wildest Dreams”のミュージック・ビデオを手掛けた監督のジョセフ・カーンが、テイラー・スウィフトが現在カニエ・ウェストや妻のキム・カーダシアンと繰り広げている論争に加わっている。

この問題は7月18日に、キム・カーダシアンがスナップチャットにカニエ・ウェストとテイラー・スウィフトが電話で話している様子を撮影した短い動画を投稿したことにより話題となっている。電話の会話は『ザ・ライフ・オブ・パブロ』のレコーディング中に行われたもので、カニエ・ウェストは物議を醸している“Famous”の歌詞、「俺は今でもテイラーとセックスしたいかも」についてテイラー・スウィフトに承認を得ようとしている。

しかし、その後の一節「なぜって、あのビッチを有名にしたのは俺だから」については電話で伝えていなかった。最初の一節を聞いたテイラー・スウィフトはカニエ・ウェストがラップした一節について「ドープ」と語っており、「このことをわたしに伝えてくれたのに感謝するし、本当に素敵だわ」と述べている。

リーク以来、テイラー・スウィフトはツイッターを使い、カニエ・ウェストとキム・カーダシアンに「人格の毀損」だと訴えている。また、電話が録音された直後の2月から、テイラー・スウィフトの弁護士チームがカニエ・ウェストに対して法的措置をとると警告していたことも明らかになっている。

テイラー・スウィフトに近い支援者であるジョセフ・カーンは以前、テイラー・スウィフトの“Wildest Dreams”のミュージック・ビデオが植民地主義的だと批判された際にも、彼女を擁護している。ジョセフ・カーンは昨夜ツイッター上でこの論争について言及し、1994年から1995年にかけて行われたO・J・シンプソン事件の裁判を引き合いに出して、「カーダシアン一家が罪のないブロンド女性に対する抹殺を擁護するのは初めてのことではない」と、キム・カーダシアンを激しく非難している。キム・カーダシアンの実父であるロバートは、O・J・シンプソン事件の裁判で弁護士団の一人を務めていた。

ジョセフ・カーンのツイッターの内容は以下の通り。

カニエは電話の中で「あのビッチを有名にしたのは俺だから」という歌詞については触れていない。これじゃあ「ケツの中で」と言わずに「お前を愛したい」と言っているようなものだ。

カーダシアン一家が罪のないブロンド女性に対する抹殺を擁護するのは初めてのことではない。

注目:僕はこの件に興味がないし、これからもないだろうね。ありがとう。続く。

僕ら有名人はみんな秘密結社にいるようなものってことを覚えておいて。やろうと思えば、ツイッターで人の息の根を止めることだってできる。僕らは寛容であろうとしてるんだよ。

僕の今日のツイートが拡散してる。真実の力だね。

O・J・シンプソン事件の裁判を引き合いに出したことについて、複数のツイッター・ユーザーから批判を受けたジョセフ・カーンは、次のように述べている。「どうやってカーダシアン一家を女性殺害から切り離せって言うんだい。彼らが殺人の擁護をしなかったらカーダシアンとは何か誰も知らないのに!」

どうやってカーダシアン一家を女性殺害から切り離せって言うんだい。彼らが殺人の擁護をしなかったらカーダシアンとは何か誰も知らないのに!

みんないつも僕にどうやって有名になるのかって訊く。答えは単純だよ。父親に女性殺害の弁護をさせる。セックス・テープをリリースする。それだけだ。幸運を祈るね。

今日最後のツイートだ。用意はいいかい? いくよ……

世界で最も無能な女が、最も才能のある人を攻撃するという皮肉。

ジョセフ・カーンはその後、昨夜のツイートで注目が集まったことに対して言及し、「ジョセフが7つも連続でツイートしたね! 熱弁をふるってる! 7つのツイート。7つの文章。要するに……一つの段落だな!」と皮肉っぽく振り返っている。

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