プリンスが映画『パープル・レイン』の撮影で使用された家を購入していたことが明らかになっている。
4月にプリンスが亡くなって以来、彼にまつわる逸話が次々と明らかになっており、マイケル・ジャクソンと不仲であったことや、モブ・ディープとスヌープ・ドッグの楽曲に密かに参加していたエピソードなどがこれまでに明らかにされている。
そして、今回、プリンスがミネアポリスの家を購入していたことが分かっている。この家は、1984年発表の名作『パープル・レイン』にインスパイアされて制作された同名の映画で、彼が演じたキッドの家として使われていた。
音楽サイト「ザ・カレント」によると、この土地の所有者としてプリンスの会社の一つであるNPGミュージック・パブリッシングが挙げられているという。プリンスは、昨夏この家が売りに出された際に購入したと報じられている。
さらに「ザ・カレント」は、プリンスがミネアポリスで所有しているのはパープル・レインの家だけではなく、彼は200エーカー(約81万平方メートル)を超える土地を所有していたとも伝えている。プリンスは亡くなる前、ミネアポリスで個人として最大級の土地所有者だったという。
7月17日には、ポール・マッカートニーがプリンスに宛てた手紙が、ボストンで開催されたRRオークションで、14,822ドル (約156万円)で落札されている。手紙の内容は、ポール・マッカートニーがプリンスに、リバプール・インスティテュート・フォー・パフォーミング・アーツ(ポール・マッカートニーが後援者代表を務める英国リバプールの総合芸術大学)の立ち上げの手助けを依頼しているものとなっている。ポール・マッカートニーは、寄付金を募るために「友達や助けてくれそうな良い人全員」に連絡をとっていると書いている。また彼は、プリンスに次のようにも伝えている。「いずれは君も講義をしに来なくちゃならないよ!!」
4月にプリンスが亡くなった際、遺書は残されておらず、この事実によって彼の財産を管理するブレマー信託はプリンスの音楽や写真をライセンスすることが難しい状況を迫られていた。しかし、先週、プリンスを担当していた法律事務所が、彼の莫大の遺産をどう分配するか決めることのできる情報を持っている可能性があることが明らかになっている。
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