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ビヨンセは、週末に行われたアムステルダムの公演でトルコのクーデターの被害に遭った犠牲者に追悼の意を表明している。

7月16日にオランダの首都でライヴを行ったビヨンセは、トルコで起きた政変に言及する時間をとっている。トルコでは現地時間7月15日の夜より軍によるクーデターがスタートし、少なくとも290名の死者と、1400人を超える負傷者を生んでいる。

2009年発表のシングル“Halo”のパフォーマンスを行う前に、ビヨンセはトルコの激動の24時間に曲を捧げて、次のように紹介している。「この曲は愛についての曲なの。この曲をトルコで失われたすべての人に捧げたいわ。今夜、一緒に歌うのをみんなで手伝って」

その時の模様はこちらから。

今回の追悼は、「フォーメーション」ツアーにおける一連のビヨンセによる政治的発言に続くものとなっている。

ビヨンセは「ブラック・ライヴズ・マター」運動への支持を表明しており、今月、警官によって射殺されたアルトン・スターリングとフィランド・キャスティルの事件を受けて、自身のファンに「怒りを行動へと変える」ことを呼びかけている。

また、アルトン・スターリングとフィランド・キャスティルの事件をめぐる抗議運動のなかでダラスにおいて警官5人が殺害されたのを受けて、「すべての人間はこれ以上不必要な暴力の犠牲になることなく、平和的な抗議のために集まる権利を持っています」という声明をインスタグラムで発表している。

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