テイラー・スウィフトは、カニエ・ウェストが数ヶ月前に彼らが電話でやり取りをしていた内容を録音していた件について法的措置をとっていたが明らかになっている。
スタジオにいるカニエ・ウェストがテイラー・スウィフトと“Famous”の楽曲について電話で話し合っている動画がキム・カーダシアンによってアップされたことで、この問題は大きく取り上げられている。テイラー・スウィフトは「俺は今でもテイラーとセックスしたいかも/なぜって、あのビッチを有名にしたのは俺だから」という同曲の歌詞に憤慨していたとのことで、この歌詞は2009年のMTVビデオ・ミュージック・アウォーズでテイラー・スウィフトの受賞スピーチの際にカニエ・ウェストがステージに上がった悪名高い事件に言及したものとなっている。
テイラー・スウィフトの弁護士チームは、この件が公になる数ヶ月前に問題を処理すべくすでに手を打っていたことが明らかになっている。ゴシップ・サイト「TMZ」によれば、テイラー・スウィフトの弁護士は、無断で電話の会話を録音する行為はカリフォルニア州では違法であり、重罪に値するとして、今年の2月にカニエ・ウェスト側と連絡を取っていたという。
とある情報筋は電話での会話がロサンゼルスのスタジオで行われたものであることを認めているという。また、テイラー・スウィフトの弁護士はカニエ・ウェストの法定代理人に送った書面で次のように述べている。「直ちにすべての録画物を破棄し、その破棄した証拠と、その録画物を拡散していない証拠を提出することを要求する」
テイラー・スウィフトは今回カニエ・ウェストを訴える権利を得たという。当初、カニエ・ウェストは、曲をリリースする前にテイラー・スウィフトに歌詞の承認を得ており、彼女は賛成してくれたと話していた。後にテイラー・スウィフトはこれを否定し、2月に行われたグラミー賞の授賞式では次のように述べ、カニエ・ウェストの“Famous”の歌詞について言及している。「世界中の女性に伝えたいことがあります。あなたの成功を抑えつけようとしたり、あなたの達成したことや名声を横取りしようとする人々が立ちはだかることがあるかもしれません」
この問題は、キム・カーダシアンが、スナップチャットにカニエ・ウェストとテイラー・スウィフトが電話で話している様子を撮影した短い動画を投稿したことにより再燃している。その電話の会話でカニエ・ウェストは「俺は今でもテイラーとセックスしたいかも」とラップをしているが、その後の一節「なぜって、あのビッチを有名にしたのは俺だから」については電話で伝えていなかった。テイラー・スウィフトはカニエ・ウェストがラップした一節について「ドープ」と語っており、「このことをわたしに伝えてくれたのに感謝するし、本当に素敵だわ」と述べている。
PART 1: Kanye calling Taylor Swift to tell her about the #FAMOUS lyrics. Courtesy of KKW. pic.twitter.com/TIiqxxzLUh
— TeamKanyeDaily (@TeamKanyeDaily) July 18, 2016
https://twitter.com/TeamKanyeDaily/status/754888651453202433?ref_src=twsrc%5Etfw
このリーク以来、テイラー・スウィフトはツイッターを使い、カニエ・ウェストとキム・カーダシアンに「誹謗中傷」だと訴えている。投稿では、カニエ・ウェストが「あのビッチ」をテイラー・スウィフトだと言っていないことを指摘している。
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