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ポール・マッカートニーがプリンスに宛てた手紙が、14,822ドル(約156万円)で落札されている。

この手紙は、ボストンで開催されたRRオークションにされたもので、手紙の内容は、ポール・マッカートニーがプリンスに、リバプール・インスティテュート・フォー・パフォーミング・アーツ(ポール・マッカートニーが後援者代表を務める英国リバプールの総合芸術大学)の立ち上げの手助けを依頼しているものとなっている。

ポール・マッカートニーは、寄付金を募るために「友達や助けてくれそうな良い人全員」に連絡をとっていると書いている。また、彼はプリンスに次のようにも伝えている。「いずれは君も講義をしに来なくちゃならないよ!!」

「プリンスは寄付金の大半を匿名で行うため、彼が寄付をしたかどうかは定かではありません」とRRオークションの取締役副社長であるロバート・リビングストンは『コンプレックス』誌に語っている。「音楽の才能を次世代に繋いでいくためにポール・マッカートニーが行った慈善活動の様子が綴られた、非常に貴重な私的な内容となっています」

手紙の全容は以下の通り。

「王子のような君へ、

やあ! いつも何らかのお願いごとをされる手紙を受け取る立場というのは大変だと分かっている。私も、故郷であるリバプールにリバプール・インスティテュート・フォー・パフォーミング・アーツを設立するための後援者の代表という仕事を容易には受け入れられなかった。でも、お察しの通りだ! 私はその役を承諾したよ。そして『友達や助けてくれそうな良い人全員』に、その計画に賛同してもらうように手紙を書いているんだ。数年前にリバプールで起こった暴動のすぐ後に、この計画が始まってね。友人の一人がこう提案したんだ。『この町が必要なのは“高名”な学校だ』

この計画については、地元の子どもたちにとっても、海外の子どもたちにとっても、前向きに検討すべきものとして気に入っていた。それで後になって、廃校になった母校を訪ねた時に思い付いたのが、その場所にスクールを作れば、1825年に建てられた建造物を残せるってことだったんだ。だから……(よかった!) 同封している書面にもあるように、計画はうまくいっているが、まだまだすべきことは山ほどある。これからが正念場なんだよ。君が寄付をしてくれるのなら、このプロジェクトの大きな後押しになるし、何らかの形で関わってくれれば、関係者はみんな感激するよ。私がこの手紙を書いていることを嫌がってなければいいんだけどね。もう長いこと手紙なんて書いてないんだ、学生時代に戻った気分だよ。

とにかく、いずれは君も講義をしに来なくちゃならないよ!! 君の講義が何千人もの未来の子どもたちにとって特別なものになるかもしれないしね。この手紙を読んでくれてありがとう。

感謝と愛を込めて
ポール(マッカートニー)」

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