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エアロスミスのギタリストであるジョー・ペリーがハリウッド・ヴァンパイアーズのライヴの最中に倒れたのを受けて、スティーヴン・タイラーはインタヴューの中で彼について語っている。

ジョー・ペリーはアリス・クーパーやジョニーデップらと共にハリウッド・ヴァンパイアーズのライヴをコニー・アイランドのコニー・アイランド・アンフィシアターで行っていたが、現地時間7月10日の21時30分頃、心不全に陥ったと『ニューヨーク・ポスト』のエンタテインメント・サイト「ページ・シックス」は報じていた。

明日7月15日に初のソロ・アルバム『サムバディ・フロム・サムウェア』をリリースするスティーヴン・タイラーは米『ビルボード』誌に対して、ジョー・ペリーについて次のように語っている。

「ちょっと怖くなり始めてるんだ。本当に心配なんだよ。何も発表されてないのは知ってるけど、彼は回復してるし、元気だし、彼は倒れてしまっただけなんだ、極度の疲労でね。でも、彼のことはよく知ってるからね。彼は自分のアートに対して俺と同じくらい情熱的な唯一の奴なんだよ。彼はいつも3日か4日か連続でライヴをやろうぜっていつも尋ねてくるんだ。でも、俺ができないんだよね。俺の声がダメになっちゃうからさ。俺は自分のキャリアや健康、ジョーの情熱をどうやって維持するかを知ってる。ジョーは知らないと思うんだよね。バンドの外に出た時に、誰かがオーヴァーブッキングしたとんじゃないかと思っててね。彼らは8公演か9公演か、もしくは5公演か連続でやるだろ。みんな燃え尽きたと思うんだよね。そのことを見つめる必要があるかもしれない。もう若くないんだからさ。分かるだろ?」

9月末から予定されているエアロスミスの南米ツアーについて訊かれると、次のように続けている。「バンドなんかどうでもいいよ。ジョーに生きててほしいんだ。心配してるし、何も知らせがないことに今は気をもんでるよ。ちょっと悲しいし、怖くもある。熱による疲労なのか、無理をしすぎたのか、ヤバいもんにハマったのか、分からないわけだからさ。一体、何が原因か分からないけど、誰も話してくれないのは分かるんだ。ジョーは俺の兄弟であり、あいつのことが大好きだって君に言うしかないんだよ」

スティーヴン・タイラーはジョー・ペリーが倒れたのを受けて、以下のようにツイートしている。「愛してるよ、ジョー・ペリー。たくさんの人が君に対して祈ってるのを感じるよ。俺たち全員、君のことを愛している。白き光と君との中で得たすべてを贈るよ」

エアロスミスについては、スティーヴン・タイラーが来年、フェアウェル・ツアーを行うと発言して、物議を醸していた。これに対してジョー・ペリーは次のように語っている。

「それについては何年も前から話してきたんだよね。率直に言って、最後のツアーと題したツアーを始めるのを想像することもできる。でも、俺が最後のエアロスミスのライヴについて考えるか、っていうと、それはちょっときついことだし、頭を抱えてしまうよね。年齢的なものが近づいてきているのは俺たち全員が分かってるよ。でも、俺たちはオリジナルのブルース・ミュージシャンや初期のロック・ミュージシャンを追っかけてきて、彼らから多くを学び、どうやってプレイし続けるのかを学んできたんだ。けど、これまで演奏してきたすべての場所や、まだ演奏したことのない場所演奏するツアーをやりたいとは思ってるよ。最後のツアーという観点からね。これが俺たちが話してることだよ。最後のツアーと呼ばれるツアーをやるというのは感じてる。でも、それがいつ終わるかは、俺には言えないね」

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