スコットランドのパースシャーで7月7日から10日にかけて催されたT・イン・ザ・パークにおいて、10代の女性が性的暴行を受けた件について警察が捜査をしているという。
この事件は7月7日の夜に、ストラットハラン城のキャンプサイトで起きたと伝えられており、女性はT・イン・ザ・パークのスラム・テントで夜を過ごしていたと考えられている。
スコットランド警察のスポークスマンは捜査について次のように話している。「警察は18歳の女性が木曜日の夜に性的暴行を受けたという件について、捜査を行っています。現在捜査は続行中です」
T・イン・ザ・パークに参加していたエジンバラ出身のショーン・ギリースはスコットランドの『ヘラルド』紙に対して次のようにコメントしている。「フェスティバルは、人々が安全に楽しい時間を過ごせる場所であるべきだよね。女性が襲われるなんて本当にひどい。そんなことが起こるなんて狂っているよ」
レイプのニュースが報道される前に、同フェスティバルで2人の10代の男女が亡くなったことも明らかになっている。17歳のメガン・ベルとピーター・マッカラムは、ドラッグのオーヴァードーズで亡くなったと伝えられている。2件は別の事件だと考えられている。
事件の直後に警察は、現在流通しているとされる「ロレックス」と呼ばれる緑色の錠剤型の麻薬の危険性について警告を発している。2人の死亡との関連性は明らかになっていないが、警察によると、このドラッグには中毒性があり、有害なパラメトキシアンフェタミンを含んでいる可能性があるという。
T・イン・ザ・パークの主催者であるジェフ・エリスは、二人の若者が亡くなっていることについて、7月10日にBBCの「ニュース・ビート」に対して次のように話している。「彼らが亡くなったことがフェスティバルに大打撃を与えていないと言うなら、とんでもない間違いです。我々はT・イン・ザ・パークを一つの大きな家族だと考えており、今回、二人の家族を亡くしたことになるのです」
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