Shamil Tanna/NME

Photo: Shamil Tanna/NME

ノエル・ギャラガーはロックンロールの定義について自説を展開している。

現在、短期間の北米ツアーを行っているノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズだが、『デトロイト・フリー・プレス』の取材を受けて、ロックンロールの現状について語っている。

最近のロック・シーンについてどう思うかと訊かれたノエル・ギャラガーは次のように答えている。「ロックは、暴れたり叫んだり騒いだりしながら生きているよ。だが、ロックンロールは完全に絶滅だな。ロックとロックンロールには大きな違いがあるんだ。キース・リチャーズに訊いてみろよ。ロックってのは、そこら辺で、短パンで叫んだり騒いだりするものだ。ロックンロールは俺のような、もっと歳上のヤツが演奏をするもので、ロックンロールができる若いバンドはそう多くない。彼らはロックはできる。ジャスティン・ビーバーですらロック・ソングがあるはずだ。ポップスターは、みんなレス・ポール(エレキ・ギター)をアンプにぶっ差して、(かん高い声で)『よう、お前ら、ロックしようぜ!』なんて言ってやがる」

そして、次のように続けている。「ロックンロールってのは、歩き方や話し方、タバコの吸い方、どんなサングラスをかけるか、そしてどんな髪型にするかなんだ。そして、ロックは単にマーシャルのアンプやジャック・ダニエルにとどまらない。まあ、ジャック・ダニエルは確かに役立つけどな(笑)」

「不自然に作られたものはロックンロールじゃない、そうだろ? その辺のママさんたちが車で子供の送り迎えをしてるところを見てみろよ。彼らは、GAPで購入したローリング・ストーンズの1972年のツアーTシャツを着てたりするんだぜ。だから、古いレコードとか、色々とそういったものを大事にすべきなんだよ」

先日、ノエル・ギャラガーは諍いの続く弟のリアム・ギャラガーについて「笑いの天才だった」と語っている。

10月公開の映画『スーパーソニック』について訊かれたノエル・ギャラガーは次のように答えている。「いいと思ったよ。笑えると思う。世界中でやったこれらすべてのすんげえ超巨大なギグを見ていても、“Wonderwall”が流れているときに過去の彼女にメールを打ってるやつは誰一人といないからね。みんなバンドとその時間を共有しているんだ。これはデジタル時代以前からのポストカードなんだよ。もっと昔に過ぎ去った時代からのもののようにも思える。でも、声を出して笑っちゃうくらい笑えるよ」

その面白さの理由について自身かリアムかと訊かれて、次のように続けている。「リアムは俺が思うに、当時はある種の笑いの天才みたいな感じだったんだよね。だって、映画はバンドの最初の4年間にすごくフォーカスしてるからさ、あの頃はそんなに最低なやつじゃなかったんだ。で、俺は人類に何が起こるのかを予言するノストラダムスみたいな感じだったな」

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