ANNA WLOCH

Photo: ANNA WLOCH

デヴィッド・ギルモアは歴史的なポンペイ・アンフィシアターで観客を前にして初めてとなるロック・コンサートを行っている。

デヴィッド・ギルモアがローマ時代の円形劇場であるこの場所でライヴを行うのは45年ぶりとなっている。この劇場はヴェスヴィオ山の紀元79年の噴火によって火砕流で埋没し、その後長きにわたって発掘されなかったことで知られている。

デヴィッド・ギルモアは1971年にピンク・フロイドとして映像作品『ピンク・フロイド ライブ・アット・ポンペイ』のためにポンペイ・アンフィシアターでライヴを行っているが、この時は観客は入れられていなかった。

ポンペイ市の名誉市民の称号を与えられたデヴィッド・ギルモアはライヴについて次のように語ったという。「マジカルな場所だよね。戻ってきて、ステージとアリーナを観て、圧倒されたんだ。友好的な形でだけど……ここは幽霊のいる場所だよね」

デヴィッド・ギルモアのこの日のセットリストは以下の通り。

1st Set:
‘5am’
‘Rattle That Lock’
‘Faces Of Stone’
‘What Do You Want From Me’
‘The Blue’
‘Great Gig In The Sky’
‘A Boat Lies Waiting’
‘Wish You Were Here’
‘Money’
‘In Any Tongue’
‘High Hopes’

2nd Set:
‘One Of These Days’
‘Shine On You Crazy Diamond’
‘Fat Old Sun’
‘Coming Back To Life’
‘On An Island ‘
‘The Girl In The Yellow Dress’
‘Today’
‘Sorrow’
‘Run Like Hell’
‘Time / Breathe’ (reprise)
‘Comfortably Numb’

現在、デヴィッド・ギルモアは最新作『飛翔:RATTLE THAT LOCK』のツアーを行っており、9月にはロイヤル・アルバート・ホールでの5公演を行うためにUKに戻ってくる予定となっている。

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ