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2003年のイラク戦争参戦の経緯に関するチルコット報告書が、現地時間7月6日に発表されている。

調査委員会は12巻からなる報告書を発表しており、2009年から制作を開始していたという。報告書によると、イギリスはすべての平和的選択を行使する前にアメリカの率いる侵略に参戦し、元英首相のトニー・ブレア氏はサダム・フセインの脅威を過剰に表現したことが明らかにされている。

報告書が発表されて以来、音楽界ではたくさんの人々がこのニュースに対しての反応をツイートしている。

エンター・シカリのフロントマンであるラウ・レイノルズは「軍事行動には法的根拠があるとブレアが判断した状況は、満足とはほど遠かった」と投稿し、また次のように続けている。「ブレアの不名誉な嘘が暴かれている」

一方、レヴァランド・アンド・ザ・メイカーズは、現在の労働党党首であり反戦運動家のジェレミー・コービン氏が、確実に当時これらすべてに言及していたことをツイートしている。

一連のツイートは以下の通り。

「軍事行動には法的根拠があるとブレアが判断した状況は、満足とはほど遠かった」


「でも、彼は無視したんだ。そして他にも手段はあったのに参戦したんだよ……。ブレアの不名誉な嘘が暴かれてる」

「体裁をつくろうのかと思ってたけど、驚いたことにチルコットはブレアに厳しかったな。ますますブレアはどうしても戦争がしたかったみたいだ」

「サダム・フセインからの切迫した脅威はなかったんだ」

「トニー・ブレアとその取り巻きはイカレてるということが明確になってきてるね。彼らは良心も、恥もなくてうんざりするな」

「イラクを強引に攻めて、中東を不安定にする1年前に俺たちが知ってたことを、チルコット報告書は証明してくれたんだ」

「コービンが確実に当時これらすべてを話していたじゃないか」

「ブッシュの次席補佐官だったカール・ローブの言葉が実際何を意味してるのかいつも気になってたんだ。今になって分かったよ」

※カール・ローブは対イラン外交について外交交渉を主張しており、アメリカ政府がイラン空爆を決定したのを受けて辞任している。

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