2016年9月に公開されるジャニス・ジョプリンの最新ドキュメンタリー映画『ジャニス:リトル・ガール・ブルー』の予告編映像とポスターヴィジュアルが公開されている。
本作は、『フロム・イーブル~バチカンを震撼させた悪魔の神父~』(06)がアカデミー賞長編ドキュメンタリー賞にノミネートされたエイミー・バーグが監督を務めたもので、製作は、公開中の『ミスター・ダイナマイト:ファンクの帝王 ジェームス・ブラウン』を監督した、アレックス・ギブニーが手掛けている。
映画には、名曲“Summertime”のレコーディング中の映像や、モンタレー・ポップ・フェスティバルや、ウッドストック・フェスティバルのライヴ映像などが盛り込まれているという。
今回解禁された予告では、ビートニク詩人マイケル・マクルーアとジャニスが書いたアカペラの“Mercedes Benz”にのせて、ジャニスの幼いころの写真や貴重なライブ映像のほか、関係者によるジャニスについての証言を聞くことができる。
本作のナレーションはキャット・パワーが務めており、ジャニスの手紙を朗読するという大役について彼女は以下のように語っている。
「ジャニスを傷つけてしまうんじゃないかと思って怖かったわ。彼女は漫画のキャラクターなどではなく、熱いハートをもったひとりの女の子だったのよ。でも、彼女の手紙を読んで心が動かされたの。わたしも、故郷の南部を飛び出してきて、家族の中では変わり者の一人だった。ジャニスの手紙は、私自身が祖母に宛てて書いた手紙を思い出させたわ。自分が書いたものかと錯覚するくらいだった。彼女の最後の手紙を読むのは、本当に辛くて取り乱してしまった。でも、彼女が近くで私を励ましてくれていると思ったら、なんとか乗り越えることがきでたわ」
映画の予告編映像はこちらから。
映画の詳細は以下の通り。
『ジャニス:リトル・ガール・ブルー』
監督:エイミー・バーグ『フロム・イーブル~バチカンを震撼させた悪魔の神父~』
製作:アレックス・ギブニー『ミスター・ダイナマイト:ファンクの帝王 ジェームス・ブラウン』
ナレーション:キャット・パワー
出演:サム・アンドリュー、ピーター・アルビン、デヴィッド・ゲッツ(以上、ビッグ・ブラザー&ホールディング・カンパニー)、クリス・クリストファーソン、カントリー・ジョー・マクドナルド、ボブ・ウィアー(グレイトフル・デッド)、デヴィッド・ドルトン(作家)、クライヴ・ディヴィス(コロンビア社長)、ディック・キャヴェット(TVタレント)、ローラ・ジョプリン(妹)、マイケル・ジョプリン(弟)他
アーカイブ映像:ジャニス・ジョプリン、オーティス・レディング、ジョン・レノン、オノ・ヨーコ、ピンク他
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