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エミネムは、俳優としてのキャリア復活に関して、はっきりとした予定はないことを認めている。

ラッパーのエミネムは、2002年公開の半自伝的映画『8 Mile』での演技を批評家たちに大絶賛されたが、それ以来、主要な役を引き受けていない。エミネムは当初、7月24日に本国アメリカやイギリスなどで封切られた本格ボクシング映画『サウスポー』に主演するはずだったが、音楽に専念するため撮影は延期され、最終的にジェイク・ギレンホールがその役を演じることとなった。

しかし、エミネムはサウンドトラックのエグゼクティヴ・プロデューサーとして、今もなお本作品と関わっており、映画公開のプロモーション活動としてイギリス7月24日にツイッターでQ&Aセッションを行っている。ファンから将来的な「俳優業との両立」の予定を聞かれると、エミネムは返信の中で俳優業を「自分の中の一部として楽しんではいる」が「真の情熱は音楽に注いでいる」と強調した。エミネムのツイートは次の通り。

“Phenomenal”のビデオクリップでは実際にボクシングをしていて、まるで映画みたいに見えるんだけど、将来的に俳優業との両立は考えていますか?#DearSlim

@SalernoSimo そうだね、確かに前に映画もやってるけど・・・主役だったのは1本だけで、あとは小さな役だからね

.@SalernoSimo たぶん俳優も掛け持ちしてるってことになるよね? 確かに自分の中の一部として楽しんではいるんだけど、真の情熱は音楽に注いでいるんだ。どうなることやらって感じかな・・・#Southpaw

一方、今週の初めにエミネムがN.W.A.の再結成ツアーに故イージー・Eの代わりとして参加するのではないかという憶測が流れていたが、これについてエミネムは否定している。伝説的なグループであるN.W.A.は1991年に解散し、彼らの自伝映画となる『ストレイト・アウタ・コンプトン』の公開が来月に控えている。

映画の公開に先立ち、 N.W.A.が再結成しライヴを行うのではとの憶測が囁かれており、さらにエミネムがそこに参加するのではとの噂も飛び交っていた。しかしエミネム及びドクター・ドレーのスポークスマンは共に、「2人は N.W.A.と共に、もしくは単独でツアーを回る計画はない」と、米『ローリングストーン』誌に対して語っている。

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