ザ・ビューのヴォーカルであるカイル・ファルコナーは、薬物リハビリ施設に入所するために挙式の予定をキャンセルしている。
カイル・ファルコナーは婚約者のローラ・フレイザーと8月に結婚する予定だったが、代わりにタイで集中的な薬物リハビリ治療を受けることになっている。タイでは2015年にピート・ドハーティが薬物リハビリのコースを終えている。
ローラ・フレイザーは、カイル・ファルコナーがチャン・マイのリハビリ・センターで最低56日間続くリハビリ治療を受けるのを支えるため、タイに同行する予定だという。
カイル・ファルコナーは、6月にスペインからグラスゴーへ向かう旅客機から降ろされた時、自身には助けが必要だと気づいたという。その際、旅客機は警察が彼を拘束するためフランスに航路を変更している。
カイル・ファルコナーは『サンデー・メール』紙のインタビューにこう答えている。「僕は実際、問題を抱えていることを分かってる。でも、時に自分の思うことを言わないでこらえることができなくなるんだ。すぐにみんなを責め始めるんだよ、『奴らだって僕と同じくらい悪いさ』って。でも彼らは、薬物リハビリを始める必要なんてない人たちだ」
カイル・ファルコナーは双極性障害の既往歴で検査を受けているが、自身の行動を「極端」だと述べ、前日の自分自身の行動について思い出せないことがよくあると明かしている。「僕は極端になるんだ。すべてを試してみたさ。薬も飲んだ。でも、どこが悪いのか分からなかった。明らかに無責任だとは思うけど、本当に自分がやったことを覚えていないんだ」
チャン・マイでの治療は、朝7時半の運動から始まり、午後10時の消灯で終わるものとなる。
カイル・ファルコナーはこう語っている。「愛する人たちの言うことを聞かなきゃダメだよね。もし彼らが君には問題がある、って言ったら、それを聞かなくちゃね。これは僕のラストチャンスだと思ってる」
ザ・ビューはこれまでに5枚のアルバムを出しており、最新作は2015年の『ロープウォーク』となっている。これまでに彼らは、“Wasted Little DJs”、“Same Jeans”、“5 Rebeccas”、“Grace”、“The Clock”、“Marriage”といったシングルをリリースしてきている。
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