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エアロスミスのギタリストであるジョー・ペリーは、次のツアーが最後となるスティーヴン・タイラーの主張を退けている。

6月にスティーヴン・タイラーはアメリカのDJ、ハワード・スターンに対して次のエアロスミスのツアーがフェアウェル・ツアーになるとし、「フェアウェル・ツアーを行うけど、ただその時が来てしまったっていうだけのことだよ。これまで一度もやってないからね」とコメントしている。

しかし、ジョー・ペリーはフェアウェル・ツアーをやることを想像したことなど一度もないと応じている。彼は米『ローリング・ストーン』誌に次のように語っている。「キャリアや人生における今のタイミングというのは『OK、今の時代は終わった。でも、新しい時代の夜明けが始まろうとしているんだ』っていう時なんだよね。だから、『ファイナル・ツアー』と言ったり、そんなことで大騒ぎしたり、それにしっくり来るかどうかは俺にはなんとも言えないよ」

ジョー・ペリーはさらにこう続けている。「もし実現するなら、俺たちの常軌を逸したキャリアのいついかなる時よりも、それに近づいた時だろうね。それも選択肢だろうけどさ。でも、それが最後になるっていうんなら、俺にとっては最後のライヴを想像するのはマジで難しいね」

エアロスミスは9月16日にカリフォルニア州で開催されるフェスティバル、カーブーに出演し、その後10公演の南米ツアーに乗り出す予定となっている。このツアーは10月27日のメキシコシティの公演で締めくくられる。エアロスミスの最新作は2012年発表の『ミュージック・フロム・アナザー・ディメンション!』となっている。

スティーヴン・タイラーは7月15日にソロ・デビュー・アルバム『サムバディ・フロム・サムウェア』をリリースする。ジョー・ペリーは現在、アリス・クーパーやツアー・メンバーではないジョニー・デップらによるスーパー・バンド、ハリウッド・ヴァンパイアーズのツアーに参加している。

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