マッシヴ・アタックは現地時間7月1日にロンドンのハイド・パークで行ったライヴでEU離脱問題に言及している。
マッシヴ・アタックは今夏のバークレイカードによるブリティッシュ・サマー・タイムのヘッドライナーの一つとなっていて、他にはフローレンス・アンド・ザ・マシーン&ケンドリック・ラマー、キャロル・キング、マムフォード・アンド・サンズ、テイク・ザット、スティーヴィー・ワンダがヘッドライナーを務める予定となっている。
マッシヴ・アタックは1994年発表のアルバム『プロテクション』に収録されている“Eurochild”の演奏前に先日、国民投票によって決定したEU離脱に言及したという。
「移民の子供として、今の状況にはすごくガッカリしてるんだ」とロバート・デル・ナジャは“Eurochild”のパフォーマンス前に語ったと『インディペンデント』紙は報じている。「この状況下で跋扈しているポピュリストのクソ野郎どもの犠牲者になるのなんて許せないね。偏見を持つ人間や人種差別主義者をかかわらせることなんてできないよ。そんなの最低だ」
これまでにトム・ヨーク、デーモン・アルバーン、ブライアン・イーノ、ノエル・ギャラガー、リアム・ギャラガー、ザ・1975、アノーニ、スクエアプッシャーらがEU離脱の決定に対する失望を露わにしている。
観客が撮影した“Eurochild”のパフォーマンス動画はこちらから。
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