イヤーズ&イヤーズはニュー・シングル“Worship”のミュージック・ビデオを公開している。
“Worship”はデビュー・アルバム『コミュニオン』からの8枚目のシングルとなっており、13曲を収録した2015年発表の同作からの最後のシングルとなる。
ビデオはこれまでにパトリック・ウルフやヘラクレス・アンド・ラヴ・アフェアのビデオを手掛けてきたマット・ランバートが監督を務めている。振付はシーアやフローレンス・アンド・ザ・マシーンを手掛けてきたライアン・へフィントンが担当している。
“Worship”のミュージック・ビデオはこちらから。
このビデオについてシンガーのオリー・アレキサンダーは次のように語っている。「ミュージック・ビデオを作るチャンスをもらった時に自分にたくさんの疑問を投げかけてみたんだよね。どうあるべきなのか、どうやって曲の持つ意味を描こうか、表現したい“意見”はあるのか、何を言おうとしてて、誤解されてるものは何かってさ。そうやってぐるぐる考えて、すべてのことに疑問を感じるようになって、僕は自分自身に問いかけてみたんだ。お前はちゃんとやってるのか、どんな役割を果たしてるんだ?、お前はこのバンドのシンガーなのかってね。正直、こうした問いへの答えは分からなくてさ、その時は気落ちして、がっかりしてないふりなんかできなかったよ。もう十分な形でできないように感じたんだ。それで現実を見たわけだよ。僕はポップ・ミュージックを作ってる。これはポップ・ミュージックのためのビデオだ。でも、今はこれまで以上に個性的な人々を顕在化させることが僕にとっては重要に思えたんだ」
「僕が大いに尊敬している二人のアーティスト、マット・ランバートとライアン・へフィントンと仕事をできたこと以上に興奮したり、感謝したりすることはないだろうね。彼らのマジカルで個性的でクリエイティヴなものすごい量のエネルギーは参加できたことの特権だよね。このビデオは彼らとのコラボレーションで、すごく誇りに思ってるんだ」
「僕はこの個性的な顔にある個性的な目で、恐怖や偏見を見据えることで打ち勝ちたいんだ。怖がりたくないんだよ。間違いを起こすだろうことは分かってる。でも、進みたかったんだ。僕らは途轍もない量の愛とサポートをファンから受け取っていて、そこから多くのことを学んだよ。僕はそうした対話が続いて、前に進むのにお互いを信じることだけを願ってるんだ。アイデンティティやジェンダー、ゲイ、クィア、そして、こうした概念の間にあるものに関する会話を始めるために、人々を起き上がらせて、考えさせることを続けていきたいんだ。この問題に黙っていられないだろうことは分かってるからね」
イヤーズ&イヤーズはVフェスティバルとサンダウン・フェスティバル、ベスティヴァルに出演する。
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