ザ・1975のフロントマンであるマット・ヒーリーは、一度アッシャーにスクリレックスと勘違いされたと明かしている。
これは2013年のサウスバイサウスウェスト・フェスティバルでの出来事だと、マット・ヒーリーは音楽サイト「ピッチフォーク」の最近のインタヴューで語っている。
「俺がステージ脇に立ってて、アッシャーが――あのファッキンアッシャーが『おい、元気か?』って俺のほうに向かって来たんだよ。俺は『やあ、調子はどうだ?』って答えた。そしたら、彼は変な口実を作って急いで立ち去ってたんだよね」
マット・ヒーリーは次のように続けている。「彼が去るのと同時に、彼が俺のことをスクリレックスと間違えたんだと俺は気付いて、本当に頭にきたね。それ以来、彼とは顔を合わせていないんだ。でも、もし会ったときには絶対にスクリレックスのふりをするさ」
また、彼は次のように語っている。「有名になり始めるとこう思うんだよ。『ちょっと待てよ、もしかしたら今の俺の人生は前と違うのかも――セレブだと思っていた人たちがみんな普通に思えて、楽屋に入るときも俺は他の人たちと同様にクールなんじゃないか』ってね。でもそんなふうにはまったくならない――俺は気詰まりしたよ。それで俺は約1年間、どんな社会的繋がりも避けてきたんだ。俺は今、ちょっとした世捨て人だな」
「ラッセル・ブランドが最高の格言を残してるよ。『俺の人生は恥ずかしい出来事の連続で、それを俺が人々に伝えることで成り立っているのさ』って。俺はこの言葉に共感するね」
なお、ザ・1975は6月25日にグラストンベリー・フェスティバルに出演している。その後、ワイヤレス・フェスティバルとレディング&リーズ・フェスティバル、そして12月16日にロンドンO2アリーナで1日限りの公演を行う予定となっている。
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