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ブライトン近くの崖から転落し死亡したと報じられているニック・ケイヴの10代の息子について検死結果が発表されている。

15歳のアーサー・ケイヴは、7月14日にオーヴィンディーンの崖の下で致命傷を負っているところを発見され、同日の夜に病院で亡くなった。ニック・ケイヴと妻のスージーは声明の中で次のように述べている。「僕らの息子であるアーサーは火曜日の夜に亡くなりました。あの子は美しくて、楽しく、そして愛らしい少年でした。僕たち家族がこの辛い追悼の時を過ごす間、そっとしておいてください」

ブライトンで7月23日に行われた検死の結果、検死官のシーア・ジョーンズは、死因を「崖から落下した際にできた複数の外傷によるもの」と特定したという。

イギリスの通信社である「プレス・アソシエーション」によると、検死官は次のように述べている。「少年は2人の通行人に発見され、オーヴィンディーンとロッティングディーンの間にある地下道から、午後5時55分に救急に通報がありました。高所から落下する際に外傷を負ったと考えられます」

サセックス警察は死因について疑わしい点はないとしているが、さらなる調査が続けられるという。

また、救急隊員がアーサー・ケイヴの元に到着するのに手間取ったと伝えられている件に関して、弁護士のショーン・ホーステッドは見解を求めている。

今回の検死は一旦終了となり、さらに詳しい調査は11月20日に行われる予定だ。

この事件に反応して、ザ・フレーミング・リップスやベル・アンド・セバスチャン、ウォーペイントのメンバーやキャット・パワーなど多くのミュージシャンたちが哀悼の意を表明している。

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