アリス・クーパーは、かつてマムフォード&サンズのことを「ロックンロールへの侮辱」と呼んだことについて、取り消さなければならなくなったと認めている。
先日、『NME』の取材で、アリス・クーパーはマムフォード&サンズのニュー・アルバム『ワイルダー・マインド』について、フォーク・バンドからどうやってよりギターを主体としたバンドへと進化したかについて語っている。
「新作を聴いたかい? ロックだよな!」とアリス・クーパーは『NME』のビデオ・インタヴューで語っている。「俺が間違ってたことを証明してくれたよ」
「彼らは本当にいいフォーク・バンドだった。それで、新作を出したわけだけど、彼らは本当にいいロックンロール・バンドになったんだ」とアリス・クーパーは語っている。
2013年、当時アリス・クーパーは最近のミュージシャンが「ロック・バンドに入ることを恐れている」ことに触れ、例としてマムフォード&サンズの名前を挙げていた。そして、次のように述べている。「マムフォード&サンズはやってることは素晴らしいと思うよ。でもさ、あれはロックンロールじゃないんだよ。あんなのをロックンロールと呼んじゃダメだ。ロックンロールへの侮辱だよ」
しかし、よりロック的傾向の最新作『ワイルダー・マインド』をリリースしたにもかかわらず、アリス・クーパーは、自分の分類されているジャンルにマムフォード&サンズも属しているとは思わないという。「アリス・クーパーを語るっていうことは、ロックンロールを語ることであり、ギターによるロックンロールを語ることであり、姿勢としてのロックを語ることなんだよ」
「だから、過去のことも振り返るようなことは一切しないんだ。だって、あの発言をした時は、奴らはフォーク・ミュージックをやってたわけでさ。今は感心してるよ。ライヴを見てみたいバンドだよね」
アリス・クーパーに「ロックンロールへの侮辱」と言われた最初の感想について、マムフォード&サンズは以前そのコメントを払いのけ、「ロックンロールにルールがあるなんて知らなかったよ」と語っている。
その時の映像はこちらから。
アリス・クーパーは今年カヴァー・アルバムのリリースを予定しており、同作にはポール・マッカートニーやデイヴ・グロール、ジョニー・デップが参加している。アルバムはレコーディングも「終えて、ミックスもして、あとはリリースするだけ」だという。
先日、アリス・クーパーはデイヴ・グロールの46歳の誕生日を祝してフー・ファイターズのサプライズ・ライヴに出演しており、今年の後半はツアーを行う予定となっている。
アリス・クーパーがマムフォード&サンズを語る動画はこちらから。
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