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アンダーワールドのフロントマンであるカール・ハイドが日記を出版するという。

カール・ハイドはアンダーワールドの成功の絶頂にあった1999年よりアンダーワールドのウェブサイトにおいて日記を掲載してきた。『アイ・アム・ドッグボーイ(原題)』と題された本書は、オンラインで掲載された記事の一節のほか、子供時代からアンダーワールド初期までの自伝に再アレンジしたものが収録されるという。日記には詩やツアー・ダイアリーも含まれている。

『アイ・アム・ドッグボーイ』は、アンダーワールドのアートワークを手掛けるトマトのジョン・ワーウィッカーがデザインを手掛け、フェイバー&フェイバー社より11月3日に刊行される。カール・ハイドとジョン・ワーウィッカーはタイポグラフィックの著書『Mmm…スクスクレイパー・アイ・ラヴ・ユー』と『イン・ザ・ベリー・オブ・セント・ポール』を刊行している。

『アイ・アム・ドッグボーイ』のスペシャル・エディションはアンダーワールドのオフィシャル・サイトで予約が受け付けられており、こちらにはカール・ハイドが『アイ・アム・ドッグボーイ』にインスピレーションを得て描いた絵の100ピースのうちの一つが同梱されるという。すべてサイン入りで『イン・ザ・ベリー・オブ・セント・ポール』とトート・バッグも同梱される。こちらの価格は150ポンド(約2万円)となっている。

日記の刊行と合わせて、2017年3月17日にロンドンのアレクサンドラ・パレスで一夜限りのライヴを行うことも発表している。アンダーワールドがロンドンでライヴを行うのは約1年ぶりとなる。アンダーワールドは6月24日にグラストンベリー・フェスティバルに出演している。

この公演は最新作『バーバラ・バーバラ・ウィ・フェイス・ア・シャイニング・フューチャー』のツアーを締めくくるものとなっている。

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