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音楽情報サイト「コンシークエンス・オブ・サウンド」によれば、歌詞カタログのオンラインサービスである「ミュージックスマッチ」が、どのアーティストが最もボキャブラリー数が多いかを調べた調査結果を発表したという。

今回、「ミュージックスマッチ」は25のジャンルで最も売れているミュージジャン99組を対象に調査を行ったとのことで、これらのミュージシャンたちは音楽のスタイルが異なるため、1組につき歌詞が長い上位100曲に絞って調査を行ったという。

その結果、語彙数でトップに立ったのはエミネムの8818語で、2位以下を大きく引き離す結果になった。第2位は、エミネムに2,000語近く差をつけられたジェイ・Z(6,899語)で 、第3位は6,596語の2パックとなっている。3位までの傾向を見ても分かる通り、この調査ではトップ6人のうちの5人がヒップホップ・アーティストという結果になっている。

第4位にランクインしたのは、カニエ・ウェスト(5,069語)で、第6位にはブラック・アイド・ピーズがランクインを果たしている。ヒップホップ以外のジャンルで最もボキャブラリーが豊富だったのは、5位にランクインしたボブ・ディランで、4,883語という結果になっている。また、第7位と第8位にはいずれもバイリンガルのシンガー、フリオ・イグレシアスとアンドレア・ボチェッリがランクインしており、9位は日本のB’zとなっている。

6位以下の主だったランキングとしては、11位のプリンス、18位のピンク・フロイド、21位のR.E.M.、24位のマドンナ、36位のクイーン、40位のテイラー・スウィフト、49位のリアーナ、62位のレッド・ツェッペリンといった順位になっており、ちなみにザ・ビートルズは76位となっている。

「ミュージックスマッチ」は、結論として次のように語っている。「この調査結果は、あるミュージシャンが他のミュージシャンより優れているといった解釈をされるべきものではなく、調査対象となった素晴らしいミュージシャンたちの楽曲に対する新たな切り口を提供するものにすぎない。今回の調査はさまざまなソングライターの思考回路を垣間見せてくれるもので、数少ない言葉で胸を打つミュージシャンもいれば、1,000の言葉を駆使して複雑なイメージを描くミュージシャンもいるということである」

「ミュージックスマッチ」に掲載された全結果はこちらから。

http://lab.musixmatch.com/largest_vocabulary/

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