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レーナード・スキナードはバンドのドラマーであるアーティマス・パイルが脚本を執筆した伝記映画が制作されるという。

映画はバンドの最大のヒット曲と同名の『フリー・バード(原題)』と題され、シンガーのロニー・ヴァン・ザントとギタリストのスティーヴ・ゲインズが亡くなることになった1977年の飛行機事故を中心としたものになるとされている。

アーティマス・パイルは映画監督のジャレッド・コーンと脚本を共同で執筆しており、今年から制作に入るという。ジャレッド・コーンは過去に『ホールド・ユア・ブレス』、『リトル・デッド・ロッティング・フード』といった作品を監督している。

ロニー・ヴァン・ザントとスティーヴ・ゲインズは、サウス・カロライナ州でコンサートを行った後、飛行機で移動中だったが、燃料切れのため、バック・シンガーのキャシー・ゲインズ、ツアー・マネージャーのディーン・キルパトリック、2名のパイロットと共に亡くなっている。バンドは1987年にロニー・ヴァン・ザントの弟であるジョニー・ヴァン・ザントをヴォーカリストに迎えて、再結成するまで活動を休止していた。

アーティマス・パイルは1974年から1999年までバンドでドラムを担当しており、「デッドライン」に対して次のように語っている。「映画のストーリーは俺のスト―リーで、飛行機事故だけじゃなく、ロニー・ヴァン・ザントという天才との個人的関係のものでもあるんだ。俺は兄弟のようにあいつのことが大好きで、今日までずっと恋しいよ」

公式の伝記映画ではないため、音楽はレーナード・スキナードのものではなく、アーティマス・パイルが作曲したものが使用されるという。レーナード・スキナードは飛行機事故の前に『セカンド・ヘルピング』や『ナッシン・ファンシー』といった5枚のアルバムをリリースしている。バンドは現在もツアーを行っており、ピーター・フランプトンと9月まで行う予定となっている。

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