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レッド・ホット・チリ・ペッパーズのフロントマンであるアンソニー・キーディスは自身の結婚観について語っている。

レッド・ホット・チリ・ペッパーズは6月17日に2011年発表の『アイム・ウィズ・ユー』以来となる通算11作目となるニュー・アルバム『ザ・ゲッタウェイ』をリリースしている。アルバムはデンジャー・マウスがプロデューサーを務めており、レディオヘッドの諸作で知られるナイジェル・ゴッドリッチがミックスを手がけている。

ドイツの『スターン』誌の取材に答えたアンソニー・キーディスは、なぜ今も独身なのかという質問に次のように答えている。「多分、恋愛関係のなかで暮らしていくことを学んでいないからなんだろうね」

彼はこう続けている。「バカっぽく聞こえるかもしれないけど、いまだに女性というものを理解してないんだ。ミステリーであり続けてるんだ」

将来、年老いても一人で暮らしていくのかという質問には次のように答えている。「昨日もその問題については友人と話してたんだ。俺たちに合う人を探すことに集中するのか、独身であり続けるのかっていうね。俺はどちらに対してもオープンだよ。もし、いい人がいれば、素晴らしいことだし、もしそうじゃなかったら、天の思し召しを受け入れるよ」

アンソニー・キーディスは先日、破局による傷心からアルバムの多くの曲が生まれたと語っている。「ほとんどすべての曲だよ。このアルバムを作っているときに、俺は辛い時期にあったんだ。2年間に及んだヘレナとの交際が終わったことを乗り越えなくてはいけなかった。彼女をとても愛していて、人生の残りの時間を共にしたいと思ってたんだ。俺たちの関係はうまくいかなくなっていて、俺には理解できなかったよ。こんなに愛しているのに、一緒にいても幸せになれないことがあるなんて。今でも分からないね」

さらにアンソニー・キーディスは次のように続けている。「俺たちの関係が終わった時、人生の2年間を無駄にしたと思ったよ。でも、友達が『もしこの経験がなければ、これらの曲は生まれなかった』って言ってくれたんだ。良いこともあったっていうことだね」

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