ロジャー・ウォーターズが、360ポンド(約5万円)の価格で発売したライヴ・アルバム『ロジャー・ウォーターズ ザ・ウォール』のボックスセットの1つに、「ジミー・スミス」という名前でサインされたものが混入していたという。
ロジャー・ウォーターズは、このボックスセットについて2015年10月にその内容を発表していた。ボックスセットには、彼が以前在籍していたピンク・フロイドが1979年に発表したアルバム『ザ・ウォール』の曲をソロでパフォーマンスした、2010年から2013年のライヴのが模様が収録されている。
ボックスセットにはツアーの舞台裏の写真をフィーチャーした170ページの本も同梱されており、ロジャー・ウォーターズのウェブサイトでは、発売される3000セットの中の本すべてにロジャー・ウォーターズがサインすることが謳われていた。
このボックス・セットは先週発送されたとのことで、音楽の再発情報サイト「スーパー・デラックス・エディション」によれば、ファンの1人であるジム・クラークは本に「Love, Jimmy Smith(愛を込めて、ジミー・スミス)」とサインされているのを見て驚いたという。ロジャー・ウォーターズが面白がって別名でサインしたか、または彼の代わりに本にサインするジミー・スミスという名前の仲間を雇ったものの、ジム・クラークに送る本にロジャー・ウォーターズとサインするのを忘れてしまったかと見られている。
『NME』はロジャー・ウォーターズの担当者にコメントを求めている。
ロジャー・ウォーターズに何らかのつながりがあると思われる「ジミー・スミス」という名の人物は、ピンク・フロイドと同じく1960年代に活動していたソウル・バンドであるヤング・ラスカルズに在籍したオルガン奏者だけであるという。
ロジャー・ウォーターズは、10月9日と16日にカリフォルニアで初めて開催される「デザート・トリップ」フェスティバルで、ザ・フーとの共演が予定されている。同公演には、ザ・ローリング・ストーンズ、ポール・マッカートニー、ボブ・ディラン、ニール・ヤングも出演する予定となっている。
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