レッド・ホット・チリ・ペッパーズのフロントマンであるアンソニー・キーディスは息子とドラッグに関して自身の思いを語っている。
レッド・ホット・チリ・ペッパーズは6月17日に2011年発表の『アイム・ウィズ・ユー』以来となる通算11作目となるニュー・アルバム『ザ・ゲッタウェイ』をリリースしている。アルバムはデンジャー・マウスがプロデューサーを務めており、レディオヘッドの諸作で知られるナイジェル・ゴッドリッチがミックスを手がけている。
ドイツの『スターン』誌の取材に答えたアンソニー・キーディスは息子についての今の感情を明かしている。アンソニーは2007年10月に当時の恋人だったヘザー・クリスティとの間に息子のエヴァリー・ベアーをもうけている。「俺の人生で自分自身より大切な人がいるっていうのは初めてのことなんだ。彼には安心を感じてもらいたいんだよね。それって俺の子供の頃になかったものだからさ。俺が育った時よりそういう時間を過ごしてもらいたいんだよ」
しかし、子供が初めてマリファナを吸ったらどうするか?と訊かれると、次のように答えている。「おそらく父親からもらってやることはないだろうね(アンソニーの父親は麻薬の売人で、息子に麻薬を勧めたことで知られる)。それでも、マリファナを吸うのはどんなティーンエイジャーをも形作る体験だと思うんだ。有益なものなんだよ。だって、知覚を広げてくれるからね。コカインは違う。コカインにいい影響があるとしたら、痛みや狂気によってそれが目立たなくなるってことくらいだね」
「マリファナを許可している州はそこから利益を得ているみたいだしね。コロラド州を考えてごらんよ。犯罪も、交通事故も増えてないわけでさ。でも、税収を得ていて、それは教育に投資されてる。俺はドラッグ問題のことを考えているわけじゃないんだ。だって、それはどれだけ乱用するかだからね。でも、それで犯罪が減って、麻薬カルテルの力が失われるのであれば、考えてみるべきだよね」
今夏、レッド・ホット・チリ・ペッパーズは一連のフェスティバルへの出演が予定されており、フジロックフェスティバル ‘16への出演も決定している。
『ザ・ゲッタウェイ』のダウンロードはこちらから。
リリース詳細は以下の通り。
レッド・ホット・チリ・ペッパーズ / Red Hot Chili Peppers
ニュー・アルバム
『ザ・ゲッタウェイ』原題:The Getaway
2016年6月17日リリース
品番:WPCR-17366|価格:¥2,300 +税
トラックリスト
1. ザ・ゲッタウェイ / The Getaway
2. ダーク・ネセシティーズ / Dark Necessities
3. ウィ・ターン・レッド / We Turn Red
4. ザ・ロンゲスト・ウエーヴ / The Longest Wave
5. グッドバイ・エンジェルス / Goodbye Angels
6. シック・ラヴ / Sick Love
7. ゴー・ロボット / Go Robot
8. フィースティング・オン・ザ・フラワーズ / Feasting on the Flowers
9. デトロイト / Detroit
10. ジス・タイコンデロガ / This Ticonderoga
11. アンコール / Encore
12. ザ・ハンター / The Hunter
13. ドリームス・オブ・ア・サムライ / Dreams of a Samurai
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