ポーティスヘッドはアバの名曲“SOS”のカヴァー・ビデオを公開している。
ポーティスヘッドはこのカヴァーをトム・ヒドルストン出演の映画『ハイ・ライズ』のサウンドトラックに提供していた。映画はJ・G・バラードのSF小説を映画化したものとなっている。
ビデオはヴォーカリストのベス・ギボンズを長回しで撮影したものとなっていて、先週EU離脱をめぐって、銃撃されて死亡した労働党の下院議員のジョー・コックスの発言「We have far more in common than which divides us(わたしたちは、分断されているのよりもずっと共通している部分のほうが多い)」で締めくくられるものとなっている。
昨年、ジェフ・バロウは、2008年発表の『サード』に続く新作について米『ローリング・ストーン』誌に次のように語っている。「僕の頭がポーティスヘッド・モードになるように調整してるところなんだ。ポーティスヘッドでやりたいアイディアはいくつかあってね。本当にようやくだけどさ」
ポーティスヘッドのエイドリアン・アトリーは2014年2月にオスローで開催された「バイラーム・フェスティバル」で、通算4作目となる新作に取り組むために「スケジュールを空けている」ところだと明かしていた。
「スケジュールを空けてるところでね。だから、どんどん進められることになるよ。そうしないと、また10年になっちゃうわけだからね」と彼はコメントし、それぞれのメンバーが別のプロジェクトでどれだけ忙しいかについても言及している。ポーティスヘッドのサード・アルバムはセカンド・アルバムの11年後にリリースされている。エイドリアン・アトリーはジェフ・バロウと次のアルバムについて話し合っていると続けている。「僕ら二人とも非常に乗り気なんだ。やる気こそポーティスヘッドの世界では非常に大きな意味を持つからね」
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