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レッド・ホット・チリ・ペッパーズのフロントマンであるアンソニー・キーディスは、元ギタリストのジョン・フルシアンテがバンドの新作についてどう考えているかについて言及している。

レッド・ホット・チリ・ペッパーズは6月17日に2011年発表の『アイム・ウィズ・ユー』以来となる通算11作目となるニュー・アルバム『ザ・ゲッタウェイ』をリリースしている。アルバムはデンジャー・マウスがプロデューサーを務めており、レディオヘッドの諸作で知られるナイジェル・ゴッドリッチがミックスを手がけている。

『エンタテインメント・ウィークリー』誌のインタヴューに答えたアンソニーは、ジョン・フルシアンテの近況について触れている。「最近はジョンと話してないんだ。でも、好意的な嬉しいことを聞いてね。彼はアルバムを聴くのを楽しみにしてるっていうんだ。彼が気にしててくれて嬉しかったし、よくある恨み節みたいなものもないわけだからさ。ジョンが脱退した時は大きな損失だったよ。だって、彼は素晴らしい作曲のパートナーだったし、ずば抜けた音楽的人物だったわけだからさ。でも、あれが新しくて新鮮な人物とやる機会も与えてくれたんだよね。新しい血が新しいケミストリーを生むこともあるし、おそらくこれから5年、10年と進み続けていくためのビタミン注射になるわけでさ」

レッド・ホット・チリ・ペッパーズのキャリアの長さの秘訣についてもアンソニー・キーディスは語っている。「すべてが平等でなければならないって点ではブレたことは一度もないんだ。仕事の分配も、金の分配も、喜びの共有も、痛みの共有もね。キャリアを長く続けるにあたって、正しい方向に進む際にこれは大きなステップなんだよ。だって、多くのバンドが『おい、あの曲を書いたのは俺だ!』っていうので解散するわけだろ。俺たちはお互いを尊敬し、愛してるんだ。俺たちは定期的にケンカもする。俺たちのアティテュードや、ムード、そしてエゴの衝突をめぐってね。でも、なんとかすることができてきたんだ。柔軟に対応してきたんだよ。いずれにせよ、この関係が終わりを迎えるとは考えてないね。だって、兄弟はやめられないわけだからさ。そんなことはないんだよ」

今夏、レッド・ホット・チリ・ペッパーズは一連のフェスティバルへの出演が予定されており、フジロックフェスティバル ‘16への出演も決定している。

『ザ・ゲッタウェイ』のダウンロードはこちらから。

リリース詳細は以下の通り。

レッド・ホット・チリ・ペッパーズ / Red Hot Chili Peppers
ニュー・アルバム
『ザ・ゲッタウェイ』原題:The Getaway
2016年6月17日リリース
品番:WPCR-17366|価格:¥2,300 +税
トラックリスト
1. ザ・ゲッタウェイ / The Getaway
2. ダーク・ネセシティーズ / Dark Necessities
3. ウィ・ターン・レッド / We Turn Red
4. ザ・ロンゲスト・ウエーヴ / The Longest Wave
5. グッドバイ・エンジェルス / Goodbye Angels
6. シック・ラヴ / Sick Love
7. ゴー・ロボット / Go Robot
8. フィースティング・オン・ザ・フラワーズ / Feasting on the Flowers
9. デトロイト / Detroit
10. ジス・タイコンデロガ / This Ticonderoga
11. アンコール / Encore
12. ザ・ハンター / The Hunter
13. ドリームス・オブ・ア・サムライ / Dreams of a Samurai

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