ガンズ・アンド・ローゼズのギタリスト、リチャード・フォータスは、しばらくの間バンドに関する知らせがないと述べ、バンドの行く末に疑問を投げかけている。
リチャード・フォータスがガンズ・アンド・ローゼズに加入したのは2001年のことで、「新入り」ギタリストの中では一番長く在籍しているメンバーだという。2016年のツアーとレコード発売についての展望を尋ねられると、彼はバンドの現状について次のようにコメントしている。
「ガンズ・アンド・ローゼズは現在、宙ぶらりん状態だね」と、彼は「RockAbout.com」に対して説明している。「俺が最後に聞いたのは、今抱えている曲のレコーディングはすべて終わっていて、来年には曲をリリースしてツアーを始めるってことなんだけどね。でも、バンドのマネージメントやアクセルのことについては、スタッフに聞いてからしばらく経ってるし、本当にどうなってるのか分からないよね」
インタヴューに答えたリチャード・フォータスは、フロントマンのアクセル・ローズを賞讃した上で、彼について「音楽や芸術的な面での完璧主義という意味では彼ほどの人には会ったことがないんじゃないかな」とも意見している。
また彼は、『チャイニーズ・デモクラシー』の後に続くアルバムのために作った楽曲についてコメントしているが、「たくさんレコーディングをした」ものの、「それが最終的に使われるか、お蔵入りになるか、はたまたやり直しになるのかは分からない」と語っている。
先月、アルバム2~3枚を出せるほどの楽曲が揃っているとリチャード・フォータスは語ったばかりだった。一方、今年4月にDJアシュバが語ったところによると、バンドは休止状態だが、それは一時的なものだと思われる、ということだった。
ガンズ・アンド・ローゼズは、『ユーズ・ユア・イリュージョン』から17年ぶりとなったスタジオ・アルバム『チャイニーズ・デモクラシー』の発売以来、ライヴ・アルバム『アペタイト・フォー・デモクラシー』しかリリースしていない。彼らが最後に行ったライヴは、2014年7月にラスベガスで行われた9日間のレジデント・ライヴとなっている。
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