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スリップノットのドラマーであるジョーイ・ジョーディソンは、バンドからの脱退について「卑劣なものだった」と語っており、他のメンバーが彼はドラッグをやっていたと考えたため、Eメールで解雇されたと明かしている。

ジョーイ・ジョーディソンは2013年にスリップノットを脱退しており、当時その理由については「個人的なもの」と説明されていた。ジョーイ・ジョーディソンは1995年からバンドに在籍し、4枚のアルバムに参加している。

先週、ジョーイ・ジョーディソンは健康問題のためにドラムを演奏できなかったことを明かしている。ジョーイ・ジョーディソンは横断性脊髄炎という神経疾患を患っていた。

今回『メタル・ハマー』誌に対して、バンドをEメールで解雇されたと語っている。「いや、バンドでのミーティング? そんなものはなかったんだ。マネージメントからなにかあったかって? いや、それもなかった。俺が受け取ったのはくだらねえファッキンEメールで、その内容は俺が全人生をかけて懸命に取り組んだバンドのメンバーじゃもうないってものだったんだ」

「これは本当に起こったことで、痛ましかったね。あれだけのことをやり、経験したことのすべての後で、俺はそんなことにも値しなかったんだよ」

「彼らは俺の健康問題について混乱してたみたいだね。最初は俺も何がなんだか分からなかったわけでさ」と彼は続けている。「メンバーは俺がドラッグにハマってると思ったみたいだよ。まったくやってないんだけどさ」

「あいつらとは多くのことを経験してきたし、俺はあいつらのことが本当に大好きだけどさ。何が痛ましいって、そのやり方はやっぱり正しくなかったわけだからさ。俺が言いたいのはそれだけだよ。あいつらのやり方は、すごく卑劣なものだったよね。ひどいよな」

ジョーイ・ジョーディソンの発言についてスリップノットの他のメンバーは今のところ応じていない。

しかし、ジョーイ・ジョーディソンはバンドへの復帰の可能性を論じるため、バンドと話し合いたいと語っている。「正直、ドラマチックになろうとしてるわけじゃないけど、でもそういう話が持ち上がったら、一緒にやってみたいよ」

「彼らに会いたいよ。そして、仲直りのハグをして、若い頃、貪欲で、バカだった頃に持ってたエネルギーを感じたいよね」

ジョーイ・ジョーディソンはこう続けている。「あいつらは俺の兄弟だからね。ハグして、話をして、昔みたいにバカやりたいよね。俺たちはバカなことや自分たちのやりたいことを計画しながら、夜通し起きてたりしたんだ。だから、すごくやりたいことなんだ」

「実際に会ってみなくちゃならないよね。もし実現したら、マジで最高だろうね。でも、時間が経たないと分からないだろうからさ」

また、ジョーイ・ジョーディソンは、自身が演奏していない唯一のアルバムであるバンドの最新作『.5:ザ・グレイ・チャプター』について「素晴らしい」と評している。

「何度もアルバム全体を聴いたよ」と『メタル・ハマー』誌に彼は語っている。「素晴らしいと思ったね。すげえクールだったし、前に進んでいて嬉しかったよ」

「跡を継いでくれて嬉しいよ。だって、大切なのはファンだからね」

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