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レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのトム・モレロ、ティム・コマーフォード、ブラッド・ウィルクと、パブリック・エナミーのチャック・D、サイプレス・ヒルのB-リアルによるプロフェッツ・オブ・レイジが今週、新曲のレコーディングを行うことを明らかにしている。

ギタリストのトム・モレロは現地時間6月14日に、ライヴでも披露された新曲“Party’s Over”のレコーディングを行うことを米『ビルボード』紙に明かしている。「そうだね。他にも湧いてきてる曲があるんだ」と彼は語っている。「でも、みんな日々の仕事も止めないからね。パブリック・エナミーは今ツアーをやってるし、サイプレス・ヒルもツアーをやってる。ティムの(新しいバンドでもある)ワクラットもリハーサルをしてるしね。俺も新しいアルバムに取り組んでるんだ。だから、俺たちは活動の優先すべき火の玉を持っていて、そこでレコーディングをして、夏のツアーの準備をしてるんだよ」

プロフェッツ・オブ・レイジとしての活動については次のように語っている。「ゴールは単純だよね。音楽は人の気持ちに衝撃を与えなくちゃいけないんだ。こうしたインタヴューのなかで、政治についてたくさん語ってきたわけだけど、肝となるのは音楽が人の気持ちに衝撃を与えなくちゃいけないってことで、自分たちの遺産と競うべきものではないってことなんだ。でも、2016年はそうしたものを超えた何かにしなきゃいけないよね。すごくオーセンティックで、言い訳のない、現在形のものをやらなきゃいけないんだ」

アメリカ以外でのツアーの可能性については以下のように語っている。「世界中で猛烈にロックすることになると思うよ。でも、まず俺たちの本拠地を気にしなくちゃならないからね。この国で起こっている違った声やメッセージを持った他のキャンペーンと争うことになると思うよ。最後にレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンでライヴをロサンゼルスでやった時、俺たちはドナルド・トランプやヒラリー・クリントン、バーニー・サンダースの3倍人気があったんだ。だから、一般的な投票者は『ファック・ユー、お前らの言ったことなんてやらない』って準備ができてると思うよ」

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