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デヴィッド・ボウイの長年のプロデューサーであるトニー・ヴィスコンティは、アルバムでのヴォーカルは、よりよいサウンドにするため「加工」されている可能性があることを示唆した件について一部謝罪している。

「ラジオをつければ聴こえてくるのはくだらないもので、90%コンピュータで加工された声なんだよ」とトニー・ヴィスコンティは最近のインタヴューで語っている。「僕らはアデルが素晴らしい声の持ち主だというのは分かってるけど、彼女でさえレコードではどれくらい加工されているのかわからない」

アデルはこのトニー・ヴィスコンティのコメントに対して、とあるライヴで反応を返しており、ファンに次のように語っている。「どっかのチンポ頭がレコードでのわたしの声はわたしじゃないとか言おうとしているらしいけど、ふざけんなよ」

1969年発表のセカンド・アルバムから遺作となった『★(ブラックスター)』まで、デヴィッド・ボウイとキャリアを通して仕事をしてきたトニー・ヴィスコンティは、今回、米『ビルボード』誌に次のように語っている。「ラジオでかかっているものについて僕の言ったことは誤解で、そのことをお詫びしたいんだ。間違った意味で受けとられてしまったことについては謝罪できないけれどね。もし、アデルが僕のコメントを攻撃的なものとして受け取ったら、間違いなくそれは僕の意図ではなかったんだ」

彼はこう続けている。「アデルは素晴らしい声の持ち主だし、多くの人を満足させてるんだ」

一方、デヴィッド・ボウイやアデルの写真が6月9日にロンドンのナショナル・ポートレート・ギャラリーに展示される予定であることが明らかになっている。

過去や現在にロンドン南部に住んでいた人に光を当てた写真展が開催されるとのことで、あらゆる階層の自宅でのポートレートが展示されるとのことで、デヴィッド・ボウイやアデル、ルーツ・マヌーヴァの写真も展示されるという。ルーツ・マヌーヴァはファースト・アルバムをブリクストンのエンジェル街にあるコミュニティ・スタジオでレコーディングしている。

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