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90年代のボーイバンド、バックストリート・ボーイズとイン・シンクが、映画『シャークネード』の制作会社による「ゾンビ・ウエスタン」映画で共演をはたすことになっている。

バックストリート・ボーイズのニック・カーターがこの映画の脚本と主演を務め、バンドメンバーのハウイー・DとA.J.、そしてイン・シンクのジョーイ・ファトーンと共演する。またニック・カーターは、別の90年代ボーイバンドのスター、ニュー・キッズ・オン・ザ・ブロックのジョーダン・ナイトも加えることを考えているという。

映画については、暫定的に「Dead 7」というタイトルがつけられており、ニック・カーターは米『ローリング・ストーン』誌に、次のように語っている。「これは、ゾンビ・ウエスタンの革新的なホラー映画なんだ。僕のキャラクターはまだ模索中だけど、トラブルを解決する良い人間の役だよ」

B級パニック映画『シャークネード』シリーズでよく知られる制作会社、アサイラムのデヴィッド・ラットは、この映画がすでにハリウッドの興味を集めていると話している。「(ニック・カーターが)私たちに持ってきたアイデアは、ある特定のジャンルの世界を舞台に、ポップスターたちが共演するビッグなものだった。たくさんの劇場や配給業者、そして私たちの仕事仲間であるいろいろな会社がすぐに返答をくれて、早速動き始めなければ、と思っているよ」と説明している。

一方でイン・シンクのジョーイ・ファトーンはこの映画を利用して、90年代のバンドの全盛期に、バックストリート・ボーイズと張り合っていたというウワサを払拭しなければと語っている。「僕たちは一緒に集まって何かをしたことが一度もない。みんなはいつも、(僕たちが)敵同士だと思っていたよね。でも、面白いことに、敵対意識とかそういった感情を持ったことは一度もないんだ。だから今回、一緒に映画を作って、その誤解を解くつもりだよ」

バックストリート・ボーイズは2013年、ニュー・アルバム『イン・ア・ワールド・ライク・ディス』をリリースしている。このアルバムのワールドツアーは今年6月に終了し、またイン・シンクは「MTV Video Music Awards 2013」で一時的に復活して、パフォーマンスを披露している。

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