ジョージ・ハリスンの遺産管理団体によって運営されている彼のツイッター・アカウントが、同様のハッキング被害を受けているミュージシャンたちと並んで、現地時間6月7日にハッキングされている。
先週末にはキース・リチャーズ、テーム・インパラ、テネイシャスD、ボン・イヴェールがツイッター・アカウントをハッキングされている。ケイティ・ペリーも5月末、自身のアカウントをハッキングされ、その際に新曲のデモ音源をリークされている。ドレイクもスナップチャットのフォロワーを増やそうと企む何者かによってハッキング被害に遭っており、またソニック・ユースのアカウントを乗っ取ったハッカーは、ソニック・ユースが1回限りのショウのために再結成される予定だと偽のツイートをしている。
「デイリー・ビースト」によると、ジョージ・ハリスンのツイッターもハッキングされ、彼のプロフィールが次のように書き換えられたという。「やあ、ジョージ。これを見たら、@j5zlolをフォローして、ダイレクトメッセージを送ってくれ。君のアカウントを保護してあげるよ。君に迷惑をかけるつもりはないからさ。よろしく」
現在、凍結されているこのアカウント@j5zlolはその後、「くそっ、ハッキングした相手がまさか亡くなっているなんて知らなかったんだ。悪かったよ」とツイートし、ジョージ・ハリスンの死を知らなかったと主張している。
さらに、ハッカーはハリスンのアカウントから、亡くなった有名人のアカウントをハッキングしたことを「悪かった」とし、「世の中を知らずに生きてきたんだ」とツイートしている。現在、このツイートは削除されている。
また先週末にはテーム・インパラのアカウントがハッキングされ、爆破予告が送信されている。彼らのアカウントから、米ジェットブルー航空のアカウントに「僕のバッグには15個のC4爆薬と12個のパイプ爆弾が入っている」と投稿されている。
さらに、テネイシャスDのアカウントからはシンガー兼俳優のジャック・ブラックが死亡したと偽の情報が流され、ハリウッド俳優でもあるこのバンドのフロントマンが死亡したという噂でしばらくの間騒然となった。その後アカウントは奪還され、ジャック・ブラックは健在だとファンに改めて伝えられている。
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