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ポール・マッカートニーは、ボブ・ディランと話したことで、どのように人生の意味を悟ったかを振り返っている。

新たなベスト・アルバム『ピュア・マッカートニー~オール・タイム・ベスト』のプロモーションのために撮影された“Early Days”のヴァーチャル・リアリティ・ビデオの中で、ポール・マッカートニーはボブ・ディランが泊まっていたホテルの部屋で「神秘的な体験」を経験した時のことを語っている。

「ディランと話している間、螺旋状の階段を昇っているように感じたんだ。人生の意味がすべて解明できたように感じたよ」彼は、同じ部屋にいたビートルズの地方公演マネージャーのマル・エヴァンズに、紙を探すよう言った時のことを説明している。

「『わかったぞ!』と言って、秘訣をすべてその紙に書いていったんだ。マルにはこう言ったよ。『この紙を持っていてくれ。人生の意味がここに書いてあるんだから、絶対失くすなよ』ってね。翌日、マルはその紙を返してくれてさ。そこには『7つの階層がある』と書かれていた。ほら、これこそが人生の意味だよ……」

この映像は6月10日にリリースされる『ピュア・マッカートニー~オール・タイム・ベスト』のために作られた6部作のドキュメンタリー・シリーズの3作目となる。ヴァーチャル・リアリティーで撮影された映像には、他にポール・マッカートニーが自身の楽曲“Coming Up”や“Dance Tonight”について語っているものがある。

最新の“Early Days”のビデオで、ポール・マッカートニーは彼とジョン・レノンがビートルズは音楽だけでやっていけるとは思っていなかったことを認めている。「僕らはいつの日かこれで食べていけるかもしれないと思いながら、曲を書いていた。まさか現実になるとは思っていなかったけど、本当に実現したんだよ」

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