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リアム・ギャラガーオアシスのドキュメンタリー映画が、バンドの出身地であるマンチェスターではなく、ロンドンで初公開するというプランに反対しているという。

報じられている通り、今年のアカデミー賞にノミネートされたエイミー・ワインハウスの伝記映画『Amy』を手掛けたチームは、バンドの初期から成功を収めるまでを描いたオアシスの新作映画に取り組んでいるという。公開は今年10月に予定されている。

映画制作サイドはオアシスと未公開のアーカイヴ映像について「これまでにない」 権限を与えられることになったと言われており、リアム・ギャラガーとノエル・ギャラガーは「お気に入りの思い出を明かし、インタヴューで見解を述べることに合意した」とされている。

リアム・ギャラガーは先日、映画について「聖書のようだ」と評していたが、今回、映画の初公開をマンチェスターではなく、ロンドンで行う計画については反対しているという。

「どうやら、ふざけた奴らが、俺のバンド、そう、俺のバンドについての映画をマンチェスターで初公開しないと言おうとしてることについて見逃さないでくれ」とリアムはツイートしている。

その後、「ロンドンで一度きりの巨大なプレミアだけをやろうとしてるんなら、お前はトイレのドアノブだ(ノブにはイギリスのスラングで男性精器の意味もある)」と続けている。

最後のツイートは意味が掴めないところもある。「俺が行って、お前の家のドアをノックしたら、ポップコーンとDVDを受け取ることになるだろうぜ」

リアム・ギャラガーは映画の最初の編集版を鑑賞した際に次のようにツイートしている。「俺のロックンロールにこれまで何が起こってきたのか、オアシスの映画『ビブリカル』のファースト・カット版を観たところだ。聖書のようだ。 リアム・ギャラガー」

制作会社「オン・ザ・コーナー」のジェイムス・ゲイ・リーと監督のアシフ・カパディアがこのプロジェクトには参加しており、アシフ・カパディアがエグゼクティブ・ディレクター、そしてマット・ホワイトクロスが監督を務める。マット・ホワイトクロスはコールドプレイのミュージック・ビデオを何本も手掛け、2012年の映画『スパイク・アイランド(原題:Spike Island)』の監督も務めている。

UKボックス・オフィスのチャートによると、エイミー・ワインハウスの映画『エイミー』は歴代興行収入第2位のドキュメンタリー映画となっており、総額344万ポンド(6億4千万円)の売り上げを記録している。さらに本作は、アシフ・カパディアの受賞作『アイルトン・セナ ~音速の彼方へ』も上回っている。

オアシスは2009年に解散しており、再結成の可能性についての噂は絶えずささやかれているが、昨年、グラストンベリー・フェスティバルのヘッドライナーとしてのオアシスの再結成について、「必要なギャラを主催者側が支払わない」とノエル・ギャラガーは語り、リアム・ギャラガーは「ファック・オアシス」とツイートし、ノエルのことを「ポテト」と呼んで馬鹿にしている。

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